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想像と現実

2011年9月12日 12:49 PM

【滞在期間】2011-08-29 ~ 2011-09-06 【総評】大変満足 【プロフィール】女性

 

(1)参加動機

 

今回このプログラムに参加したのは、国際協力活動に興味があり、現地の状況をこの目で見たい、体験したい、私にできることをしたい、という思いから、就職活動を始める前のこの時期にどうしても経験したかったからです。

 

 

(2)参加した感想

 

私は正直なところ、現地の様子をこの目で見たい、体験することで何が出来るのか模索して見つけたいという思いでいっぱいでした。しかし、一日目にしてマス ターの話を聞き、自分の甘さに気付きました。親に生活を支えてもらっていながら大学に通う私が、自立もしていないのにボランティアしに来るなんて甘すぎ る。ここはセブンイレブンのアルバイトではないんだから、あれやれこれやれっていう指示を待ってるようじゃそんなのボランティアじゃない。何ができるだろ うなんて考えてるひまに、これがしたいって言って目的を持って来るのが本当のボランティアなんだ。

 

 

そういうマスターの言葉に自分はただただうなずくだけで した。私が滞在した9日間で一番頭をめぐり巡らせて考えていたのは、「ボランティアとは何か。」という問いでした。マスターの言っていた「ボランティアし たいなんて頭で考えるな。心で感じて動け。」私はその言葉が答えに近いのではないかと思い、いつも頭に置いていました。何か人のためになりたい。そう考え ることは簡単だけれど、動かなければ意味がないこと、そして実際に動くことの難しさも学びました。

 

 

ミニスモーキーマウンテンの先には大きなビルが立ち並び、スラム街の一歩外では大きな家をかまえた人たちが住んでいる。その格差にも衝撃を受けました。そして、じぶんでFeedingしたときの並んで待っている子どもたち、「ありがとう」と笑顔いっぱいで帰っていった子どもたちの顔は忘れられません。言葉は 悪いかも知れませんが、こんなに小さいパン一つであんなにもたくさんのいい笑顔が作れるなんて・・・と感動しました。それと同時に、チョコのおかゆを配っ たときには、明らかに並んでいる子たちの母親たちなのに、横の舞台のようなところでダンスパーティのように音楽をかけながらはしゃぎ続けていたことも ショックでした。 


マスターから何度となくいていた話では、子どもを産んでも親はギャンブルや薬物に染まり、育児をしないどころか働きにも出ない、ということ でした。クラクションを鳴らし続けながら行きかう車やバスという空港からの交通の様子に、秩序がないことは読み取れましたが、マスターが続けている道場の 子どもたちの中にも何人も破門になった子がいることも私はショックでした。


最後に、「フィリピンで何してきたの?」と聞かれても、私は胸を張って「ボランティアしてきた。」と言うことができません。それは、自分がとらえていたボ ランティア像と現実に求められているボランティアのギャップを目の当たりにしたからです。それを教えてくれたマスター、リオ、リキ、Happy Kids のみんな、お世話になったすべての人たちに感謝します。本当にありがとうございました。

 

 

(3)今後、この経験をどのように活かしたいか

 

私は、国際協力活動に興味を持ち、自分もその分野で将来活躍したい、仕事にしたいという思いから今回参加しました。マスターに教わったこと、現地で感じた ことを大切にしていきたいです。今回のことで、国際協力にもいろいろな関わり方があることを知りました。私に足りなかった「○○がしたい。これがやりた い。」という明確な内容もなく現地に行ったことをバネに、これから私には何ができるのか模索していきたいと思います。そして、もう一度貢献したいです。

 

 

今 回はフィリピンという私にとっては海外という身近ではないところに目を向けましたが、また、もっと身近なところにも目を向けていきたいと思います。そして なにより、今回学んだことは、海外ボランティアのことだけでなく、自分自身の甘さ、精神の弱さでした。だからこそ自立することを忘れずに自分磨きにもつと めたいと思います。