インドスタディツアーについて
India StudyTour
1インドの背景
ITやサービス産業など、急速に発展の進むインド。経済成長では国土面積は南アジアで第1位、人口は世界第2位と、世界でも大きな規模をほこります。公用語が英語であることの強みを活かし、労働力の提供や欧米諸国の新しい技術を取り入れたりすることで国の発展に大きく寄与しています。そんな発展の著しいインドですが、貧しい人は発展の恩恵を受けられずに貧困から脱却できずにいるなど、貧富の差は拡大しつつあります。現在ではカースト制度は廃止されましたが、社会的に根強く残り、差別などが未だに残っているのが現状です。
- 人口世界第2位
- 歴史的建造物
- 貧富の差
- ITやサービス産業
2インドスタディツアーの意義
このスタディツアーでは、社会的弱者を支援する施設の人々・子どもたちを訪問します。
・富豪が建てた孤児院の子どもたち
・貧困にあえぐ孤児院の子どもたち
・ろう学校、盲学校の子どもたち
・ストリートチルドレンの子どもたち
・教育支援を受けている子どもたち
みんな同じ子どもですが、全く違った環境で生きています。格差とは、貧困とは。子どもたちと触れ合う中で考えてみてください。
また、それぞれの施設が取り組んでいる課題は何か、それらの課題の原因はどこにあるのか、スタディしましょう。インドに行ったら見逃せない、タージマハルなどの観光名所にも訪問します!施設訪問・歴史理解・観光を通して、インドの現状を多角的に見て理解しましょう!自分の価値観が覆る8日間です。
3ツアー中の訪問先について
1ろう学校
この施設には、聴覚障害のある子どもたちが生活しています。子どもたちは本当に元気で、本当に耳が聞こえないの?と思ってしまうほど。勉強も遊びも健常者と変りなく思い切り行なっています。手話や言語だけがコミュニケーションの手段ではありません。表情やジェスチャーなどを最大限に活用し、自分の「伝えたい!」という想いを届けましょう!
2孤児院
インドには多くの孤児院があります。そして、様々な孤児院があります。資金繰りが難しく、貧困にあえいでいる孤児院。反対に、国や富豪が支援をしていて比較的ゆとりのある生活を送ることができる孤児院など様々です。
このスタディツアーでは、2箇所の孤児院に訪問します。1つ目は、孤児院の規模はそこまで大きくはない施設です。男子だけ、女子だけなど、様々な孤児院があり、その時の状況により、訪問先が異なります。2つ目は、広大な敷地を持つ孤児院です。学校や宿舎、その他の施設が充実しており、車で移動をするほど。まるで1つの大きな村のようです。
それぞれの違いを実際に目で見て、インドの孤児院の現状を学びます。また、施設の見学だけではなく、子どもたちとの交流の時間もありますので、交流も楽しみましょう。
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3盲学校
目が全く見えない子やかすかに見える子どもたちなど、視覚障害のレベルや年齢も異なる子どもたちが多くいます。
本当に目が見えないの?と疑ってしまうくらい、元気で何でもこなしてしまいます。
点字の本を読んだり、楽器を演奏したり、休み時間はクリケットなどをしたり、健常者と変わらない姿で過ごしています。
感受性豊かな子どもたち。コミュニケーションの方法は言葉だけではありません。
声やしぐさ、みなさんの心を使って子どもたちと交流しましょう。
4NGO
国際的なNGOで、人々の生活向上のため、様々な活動に取り組んでいます。日々の食糧、教育、保健医療サービス、など幅広い活動を通して、一人ひとりが平等にそれらにアクセスできるように努めています。 インドでは、地域開発、HIV/AIDS、緑化活動、農業支援、児童労働などについて取り組んでいます。NGOとして、どのようにインド社会問題解決に向けて取り組んでいるのでしょうか。NGOの活動を通して理解しましょう。
5マザー・ハウス
恵まれない人々や飢えや病に苦しむ人々を助けたい、というマザー・テレサの想いの元に、マザーハウスは建てられました。現在でも、マザー・テレサの意志を受け継いだシスターたちが、人々の身の回りのサポートを行なっています。
小さな子どもたちがいる施設や、障害を持つ方がいる施設、お年寄りの方がいる施設など、様々な施設があります。食事の配膳のお手伝いなど、その時に必要とされているスタッフのお手伝いを行います。
様々な理由で施設で暮らす人たちと交流し、自分にできることを考えるきっかけにしましょう。
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4みなさまへ
貧富の差が激しいと言われるインド。
このプログラムでは、マザーテレサ施設、盲学校、聾学校、孤児院など様々な施設を訪れ、現地の状況を知り、現地で本当に必要とされている支援は何かを考えていただきたいと思います。
ガイドさんやドライバーさんは日本語も上手で、とっても親切な方ばかり炊き出しや寄付を行ったり、現地の子どもたちとたくさん交流していただきたいと思います!