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本当のボランティアとその意味

2011年8月29日 1:51 PM

【滞在期間】2011-08-16 ~ 2011-08-19 【総評】満足 【プロフィール】男性


(1)参加動機


 ボランティアをしようと思っている者でお金がある人は寄付し、時間がある人は体をつかえ。そんな言葉を聞いたことが僕がボランティアに参加しようと思っ たきっかけです。本当にボランティアを必要としている人の所へ行き自分に何ができるのか、できるとしたらどんなことができるのか、言葉の伝達が難しい他国 でもできることはあるのか、自分の持てる限りの時間とお金をつかってできる限りの手助けをしたいという思いがありました。

 


(2)参加した感想


  参加してから常々思うのが自分は本当にボランティアすることができたのか、ただボランティアすることを体験させてもらっただけではないのか、ということです。僕にできたことはとても少なかったとおもいます。フィーディングでパンを配ったり、薬 を必要としている人たちのもとへ行き手伝いをしたり、マザーテレサの孤児院に行き洗濯や食事介助などを行いましたが、ただ体 験させてもらっただけなんじゃないかと本当に強くおもいます。それでも、少しでも役に立つことができていたのならうれしいで す。


 現地でお世話になったマスター(齋藤さん)には本当に色々なことを教わり、怒られました。そのなかでも特に印象に 残っていることは「おまえらはボランティアしに来たのか!?それともボランティアされに来たのか!?」とマスターに言われた ことです。なぜそんなことを言われたのかというとマスターのもとにいる子どもたちが日本からボランティアしに来た人たちのサ ポートをするための手伝いをしてくれるのですが、本当によく手伝ってくれるんです。荷物を持ってくれたり、外に出るときはは ぐれないように手をつないで引っ張ってくれたり。そんな子どもたちに甘え、頼りすぎてしまったのがいけなかったです。子ども たちがサポートしてくれるのは当たり前だと心のどこかで思ってしまってい たのかもしれません。でも当たり前なわけありません。子どもたちには学校があります。それに遊びたい盛りです。僕たちのサ ポートに時間を取られなければいろんなことができます。それなのに僕たちのために自分たちの時間を犠牲にしてサポートしてく れているのです。もし、僕があの子たちの立場だったならあの生活に耐えられないかと思います。大人からみればいつも違う人が 家に来て遊んでもらえて子どもたちは楽しそうだなあ。なんて思うかもしれません。たまにならいいですが、それが毎日続くとな ると話は別でしょう。それなのに子どもたちは嫌な顔一つせずに僕らをサポートし楽しませてくれました。本当に心から感謝して います。あんないい子たち今までみたことがありません!別れの時は涙を 流して見送ってくれました。
 
 マスターにはボランティアのことで本当にとても大切なことをいくつも教わりました。マスターはボランティアとは自立した人が自発的に行うものだ。場所にも 案内するし、やり方も教えるけど最後に動くのは自分自身だ。ボランティアとは誰かに支持されてやるものじゃない、ボランティアするということは人の2倍動 いて人の2倍空腹を我慢することだ。と言っていました。そのとおりだと思いました。同時に日本にある色々なボランティアに疑問を持ちました。ボランティア という表現が間違っている活動がいくつもあるんじゃないかと。
 
 現地では日本では見られない光景ばかりでした。裸足で走り回る子どもたち、裸で歩き回る子ども、ごみ山の向こうに見えるビル、パンをもらうために笑顔で並ぶ100人近くの子どもたち。日本は本当に恵まれている国だと深くおもいました。
 
 今回参加して本当によかったと思います。いい経験になったと同時にボランティアスタート地点に立つことができたような気がします。今は日本も大変なのでこ れからは日本でもなにか自分にできることがあるんじゃないか探していきたいと思います。 本当にありがとうございました。

 


(3)今後、この経験をどのように活かしたいか


 この自分が思ったことを伝え少しでも多くの人に伝え一人でも多くの人がボランティアに関心を持ちみんなで助け合っていける世界を作っていけるよう努力していきたいと思います。