2010年2月1日 6:01 PM
【総評】大満足 【プロフィール】女性 / 大学1年生 / 埼玉県
(1)参加動機
春休みをうまく利用して、海外に行きたいと思っていました。日本で旧知の友達との観光も楽しいけれど、今回はそうではなく、ひとりで日本を発ち、新しい人 と出会い、いろいろな世界をみてみたいと思っていました。誰も知らない、まったく新しい環境の中で、新しい自分を発見し、たくさんのものを吸収したいと 思ったからです。
伝統文化や世界遺産、海外ボランティアに興味があったので、このキーワードを使ってネット検索していたところ、この素晴らしい☆ツアーを見つけることができました。
とても興味があったアユタヤ遺跡の観光と、首都バンコクをはなれて地方でのボランティアだけでなく、象乗り体験もできるとあって、これは絶対参加しよう!と思い応募しました。
(2)参加した感想
本当に最高の経験ができました。Mirrorの皆さん、アカ族の皆さん、旅の仲間、みんなとてもいい人ばかりで、毎日充実した日々を過ごすことができました。観光も楽しかったけれど、やはり村での生活が一番印象的です。
日本とはまったく違う山岳民族の村にホームステイとあって、体調管理に関する不安などもありましたが、私は体調を崩すこともなく、終始ツアーをたのしむこと ができました。体調を崩してしまった仲間にもタイNGOのスタッフがとてもやさしく気遣っていて、みんな回復していました。
はじめは紙のないトイレ、浴槽なしでの水浴びなどに多少の戸惑いを感じました。しかし、慣れるにつれ、子どもたちと遊んだり働いたりしたあとの汗を流す冷たい水の気持ちよさを知り、日本に帰ってきて少し物足りなく感じてしまうくらい、村の生活のとりこになりました。
そして何より、村の子どもたちの笑顔が、私を幸せにしてくれました。私のことを覚えてくれて、見かけると走りよってきてくれる子、どこへ行こうとしても、決し て私の手を握って離さない子。どの子の笑顔もとても輝いていました。そして言葉がつうじなくても、みんなとても親切にしてくれました。山を歩いて泥だらけ になった靴を洗っていると、進んで手伝いにきてくれたり、一緒に遊んでいるとのどが渇いた?と水をくんできてくれたり……。コンタクトが少し乾燥したので 目薬をさしていたら、目どうかしたの?と本当に心配そうな顔をして気遣ってくれた子もいました。
しかし、今は元気いっぱいで、かわいい子どもたちも、成長すると、麻薬に手をだしてしまうことが多いということをききました。私はそれがとても残念で、悲しいことだと思いました。
勉強したいのにできない、麻薬や犯罪に手をそめてしまう、そういう子どもたちを少しでも減らしたい。
たった4日間の滞在だったにもかかわらず、私にたくさんのしあわせをくれたこどもたちに、私も何かしてあげたい、そう思います。今は寄付したり、募金したりと そういうことしかできないけれど、今後タイのことや、語学などもっと勉強して、またタイに戻って、今度はもっとたくさんのことを村のみんなにしたいなと今 は思っています。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
今回の活動をとおして、語学力がもっとあればより多くのことを学べたのに、と思うのでまず語学を一生懸命勉強したいです。そしてまたMirrorに戻って個人ボランティアに挑戦してみたいです。