カンボジアSDGs海外ボランティア研修への海外ボランティア

今は無力だけど

  • 評価4つ星評価 ニコニコマーク人生が変わった
  • 2013年2月参加
紹介割コードin0448034f9

素晴らしいメンバーに、あたたかい現地の人に出会えて人のつながりの大切さを再認識できた。

参加後の気持ち

人生が変わった

プログラムに参加した理由を教えてください

以前とある本で、カンボジアでは相次ぐ内戦などにより、孤児や学校に通えない子供達がいることを知り、そのような子供たちのために何かしたいと思い続けていました。今回友人に誘われこの企画を知り、、長年の思いを遂げるべく参加を決めました。

プログラムに参加した感想は?

 ボランティアとしてなにか一つでもカンボジアのためになることをしたいと思い参加したこのプログラムだったが、カンボジアを知ることができ、大いに楽しんだものの、思っていた以上の今の自分の無力さを痛感した。
 孤児院では両親と離れ離れになり、表に出さないものの心の傷を負っている少年にいい思い出をプレゼントできれば、と思い子供達と童心に返って遊び、彼らも大いに楽しんでくれて、どこかで満足しかけていた。しかし、ちょうど僕らが作ったカレーを子供達が食べていた頃、ガイドさんが僕にある少年を紹介した。その少年はHIVに感染しており、薬の副作用で遊びだけでなく食べることすらできなかった。夕食の輪からはずれて一人たたずむその少年に、僕は何もしてあげられなかった。しかも孤児院は、次の日からまたぎりぎりの経済状況で何も変わらず運営される。子供達との別れは感動的だったが、無力感にさいなまれ涙は出なかった。
 日本語学校では掃除など自分に出来ることを精一杯出来て、プログラムのメンバー全員で生徒の将来のためになることを考え抜いて最終的に歌を教えたが、これが果たしてどれほど生徒の将来のためになるのかを考えると疑問が残る。
 何人かのメンバーがリーダーシップを発揮してくれて、他のメンバーも協力的だったので形にはなったと思うが、それにすらあまり貢献できなかった自分が情けない。
 役には立てなかったものの、得たものは大きかった。カンボジアの文化や現状を肌で感じることができたし、意識の高いメンバーに恵まれ、お互いの考えを伝え合い、語り合ったことは貴重な財産になり、この上なくいい刺激になった。
 医学部に入れて、あとは進級さえすれば医者になれて安泰、なんて無気力でつまらまい考えに陥りかけていた僕の価値観はこのプログラムで一変した。大きな目標ができた。今回出会ったメンバーともっと交流を深めたいし、また一緒にボランティアしたい。そのときにはそれぞれの専門を活かして、自身は医療のプロとして・・・
 このプログラムの全てをきっかけとして捉え、人間的にも、医学の面でも新たな目標に向かって努力する決意ができた。

 

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

またカンボジアでボランティアをしたいと思っているので、今回得た知識をもとに入念に準備をしてより的を射た支援をしたい。また、被災地のボランティアにも参加して、今回の経験を活かして積極的かつ自主的な活動をしたい。

ぼらぷらのプログラムでもう一度参加したいですか?

はい

理由

中級、上級のプログラムに参加してみたいから。

これから参加される方へアドバイスお願いします!

初めてボランティアに参加する人にはいいきっかけになります。