ICYEモザンビーク 短期への海外ボランティア

本当の幸せを学んだ絶対に忘れることがない1ヶ月

  • 評価4つ星評価 ニコニコマーク一生の思い出
  • 2013年1月参加
紹介割コードin03654cf88

日本にいては絶対に、絶対に体験できないことができ、考えさせられることがたくさんあります。行って損することは絶対にありません!!

参加後の気持ち

一生の思い出

プログラムに参加した理由を教えてください

ICYEを見つける前から、「ボランティア活動を世界のどこかでやりたい」「人生に一度は、できれば早いうちに、アフリカへ行きたい」と考えていたところ、ある日ボランティアプラットフォームを知る機会があり、プログラム内容が充実していて選べる国数も多いので、きっと貴重な体験ができると思い参加を決めました。モザンビークを選んだ理由は、これまでに旅行で訪れた国々はほぼ先進国だったので行くならばアフリカで、その中でも日本人がいなくて比較的情勢の安定している国を、と条件を絞った結果、モザンビークという国にたどり着きました。

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  • 弟(黄色の服)と近所の子どもたち
    弟(黄色の服)と近所の子どもたち
  • 毎日30℃超えです
    毎日30℃超えです
  • センターの子どもたち
    センターの子どもたち

プログラムに参加した感想は?

出発前に公用語はポルトガル語だということを知りながら勉強せず現地入りした私でしたが、とても苦労したということはありませんでした。指さし会話帳だけで現地に赴き、初めの1、2週間は言いたい物事を指をさして伝えたり、ホストファミリーの姉弟が少しだけ英語が分かるので英語で話し、後にポルトガル語でどう言うのか教えてもらいノートに書き留めて、そうするうちに自然と単語を少しずつ覚え、徐々に生活のなかで使うようにしました。1ヶ月のうちに現地の友達がたくさんでき、なかには英語が堪能な友達もいて、様々な場所へ連れて行ってくれたり一人で街に行くのは不安だったので一緒に来てもらったりしてました。私がボランティアで働いていたセンター にはドイツからのボランティアが3人おり、歳が1つ違いだったので彼女らともすぐ仲良くなりました。私のプロジェクトは「子どもとの交流」でした。事前に何も情報がなかったのでどのような場所でどのような仕事をするのか分からず、また家からセンターまで1人でシャパというバスのようなものに乗って行かなきゃいけなかったので初日は緊張と不安でいっぱいでした。センターには10歳から15歳くらいの男の子たちが住んでおり、彼らと毎日ご飯を一緒に食べ、勉強を教え、自由時間には話をしたり遊具で遊んだりバスケやフットボールをしました。彼らはかつてストリートチルドレンだった子たちで、家族と何らかの問題があるのでセンターで引き取り暮らしているっという子たちでした。1人1人 の事情は聞きませんでしたが、このセンターで暮らしているということはきっと心を閉ざしていて、笑うことや幸せを知らない子たちじゃないのかなっと私は思っていました。しかし、初日の緊張と不安をぶっ飛ばすかのように初めて見る顔に驚いて寄ってきたり喋りかけてくれたり、なかには韓国のgangnam styleを歌われたり。(笑) 年齢が思春期あたりの彼らでしたが、毎朝おはようと言えば握手やハグをしてくれました。イスに座っていると膝の上に座ってきて、立っていると彼らからハグをしてくれ、名前を何回も呼んでくれました。ポルトガル語が分からなくても彼らは話しかけてくれ、たまにジョークで中国人と言われたりジャッキーチェンと言われることもありましたが、彼らはいつもニコニコ笑って、歌を口ずさみ、たくさん話し、外で思いっきり遊んで、言うことはしっかり聞いて、毎日彼らの顔を見るたびに私の心は満たされました。シャワーを浴びて着る服はほぼ毎日同じだったり、その服も所々破れていたり雑に縫い合わされていたりするだけで、私たちのようにすぐ新しい服が買えるわけではありませんでした。もち ろん彼らは携帯やパソコンは持ってなく、遊びといえば外でフットボールやバスケをしたり、ペットボトルのキャップをつぶして平らにし指ではじいて的のキャップに当てて争うという、日本のめんこのような遊びをしていました。ご飯はお米を主に食べ、おやつにはセンター周辺になっているフルーツを食べてました。日本のようにお菓子は路上で売られていますが彼らはお金を持っていないので買うことはできず、たまに配られるキャンディーを喜んで食べてました。このように様々な物が足りない状況ですが、モザンビークで生活している人々は今持っているもので生計を立て、あまりこれがほしい、あれがほしいなどの物欲がありませんでした。物欲はあっても物を買う十分なお金がなかったり、スーパーマ ーケットや道ばたにあるお店で物がすべて揃っているわけではないので不自由に思っているかもしれません。しかし、私が学んだ事はモザンビークの人々は物がなくても、人と人との繋がりを大切にし、お互いを支えて生きている、だからいつも笑っていて幸せなんだということです。すべての人が必ずしも幸せではないかもしれません。少なくとも私が過ごした1ヶ月間で出会った人たちを考えると、家族や親戚、友達、シャパや道、お店で出会った人たちとの関わり・繋がりを1番に思うからこそ、物がなくても幸せに生きていけるのだと考えさせられました。ここで文章でうまく説明できませんが、確かに私は1ヶ月で本当の幸せを感じることができました。そしてそこから人との繋がりの大切さと今自分たち に与えられている環境や物に感謝をしなくてはいけないという事も学ばされました。ここでは私のモザンビークでの1ヶ月は書ききれないのですが、それほど本当に良い経験になり、一生忘れる事はありません!今回モザンビークを選ばなかったりボランティア自体する事を考えていなかったら、こんな素晴らしい経験はできませんでした。モザンビークを離れる時は凄く辛かったです。私にはモザンビークのような国が合っているので、すぐに戻りたいと思っています(^_^) 将来移住してもいいかなっとも考えています(笑)それほど本当に良かったです!!

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

まずはポルトガル語を勉強し、その後、センターで暮らしている子どもたちに学校の勉強を教えれることをしたいです。あと、モザンビークでは仕事がなかったり仕事を探すのが難しい状況なので、働き口を与えられるような仕事が私にできないか今から探し、近いうちに実践したいです。

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  • 風景はすごく綺麗です
    風景はすごく綺麗です
  • センターの子どもたちとドイツからのボランティアの女の子
    センターの子どもたちとドイツから...

ぼらぷらのプログラムでもう一度参加したいですか?

はい

理由

ボランティアは続けてこそボランティアだと思うので。

これから参加される方へアドバイスお願いします!

アフリカと聞くとテレビで見るワイルド、野生動物、先住民、など想像しがちですが、日本と大きな違いはありません。環境が変わっただけであり普通に生活できます。固定観念をなくすことが大切だと思います。