フィリピン 貧民区キッズサポートへの海外ボランティア

感謝.合掌

  • 評価5つ星評価 ニコニコマーク人生が変わった
  • 2013年9月参加
紹介割コードin07491a46b

一生のおもいで!

参加後の気持ち

人生が変わった

プログラムに参加した理由を教えてください

フィリピンの子どもたちの生活をより良いものとする手伝いをしたいことと、環境のいいとは言えないスラムの中で、病気にならないよう生活できるように少しの力ではあるがサポートしたいと考えた。大学1年というわたしにできることはないのか、と考えた時に食べ物の支給や衛生用品の配布はこどもたちにも必要とされ、なおかつわたしの力でもできることだと思い、参加を希望した。さらには今後医療人として国際協力分野での活躍をしたいと考えており、ボランティアを通して現在の海外、東南アジアの衛生と医療についての知識を得たいという、動機もある。

プログラムに参加した感想は?

マスター、9月18日から24日までお世話になった赤座志緒理です!
フィリピンでに行く前、わたしはビジョンを持ったつもりでいました。しかし、実際にはそれは卓上の空論で現地のスラムのことをよく調べもせず、結局はなにかできるはず、力になれるはず、という考えで安易にボランティアをしにきてしまったのだ、と初日に思い知らされました。マスターの「ここはボランティアおたく、観光パパラッチのくるところじゃないんだ!!」という言葉に、わたしはボランティアおたくだったのかもしれない、思いました。スラムのゴミの山で「早くボランティアしろ!!!」と怒鳴られたとき、ゴミの山にトタンやベニヤ板でつくった“家”の中で赤ちゃんが寝ていた光景を見て、ただただ立ち尽くすだけで言葉も出ず、何も出来なくて、悔しくて、悔しくて、涙が出ました。お金を払って、自分がきた意味はあるのだろうか?そのお金をそのまま寄付として送った方がより有効的だ、と本気で思った瞬間でした。それでもマスターの「日本に帰るまでにボランティアおたくじゃなくなれるといいな」という言葉で何が何でもボランティアおたくから抜け出そう、できることをしていこう、と思いました。
スモーキーマウンテンでのフーディング、ファーストエイド、服を配る活動を通して多くのことを学びました。私たちが用意したパンと洋服を、「ありがとう」といって受け取ってくれた子どもたちのことは忘れられません。パンは6個入り12ペソで日本円で24円。1人に1つなので1人当たり4円。洋服は上下セットで50ペソ、100円。約105円で1食と着るものを子どもたちに配ることができました。ペットボトル1本買うのよりも安くすみます。この事実に大きなショックを受けました。
しかし配る列に横入りしたりする子どもがいたというのも事実です。道徳を教わることが出来ないから盗みなどの犯罪が日常茶飯事なのだということがよく分かりました。そのような背景から空手の精神、武道の精神を通してスラムの子どもたちに道徳を教えているマスターの活動に心を打たれました。「ただお腹が空いている人にごはんをあげているのではなく、礼儀を教えているんだ。次のフィリピンを担う子どもたちを育てることを、15年計画でしてるんだ。」というマスターの言葉が心に響きました。

食事の際の合掌。わたしは合掌の度に泣いていました。父、母のおかげで私がいること、父が亡くなったあと女手一つで私と弟を育ててくれた母へ、感謝。あったかいお風呂があり、明るい電気があり、お腹を満たせるおいしい食事ができる日本に生まれ、育ったことに感謝。マスターに出会い、怒鳴ってもらって、説教してもらって、多くのことを教えていただいたこと。すべてに感謝しながら、合掌していました。

現地のみんな!よる遅くまで日本人だけだと危ないから、と言ってガードをしてくれてありがとう。寝る時間が遅くなってしまって本当に申し訳ないです。毎日私たちがボランティアされっぱなしでした。みんなの笑顔でわたしも楽しくすごせました、ありがとう。
空港での送り迎え、活動の際一緒に行動してくれたトーティー、ウェン、ジェニー、アルマ、バスやジプシーの中で多くのことを教えてくれたり、拙い英語だったけどわかってくれたこと、とても感謝しています。ありがとう。

最後にマスター。最初はとても怖かったです。しかし、私たちに説教して、怒鳴ってくれるのも全部私たちのことを考えてくれているからそこでした。「また変な平成宇宙人がきた」と毎週毎週1から叩き込むのは並たいていのことではないと思います。マスターのライフワークであるボランティアの時間を割いてまで私たちに説教して、怒鳴ってくれて本当に感謝しています。怒ったときのあの顔をみれば本気だと心で感じます。マスターの怒った顔、笑った顔、最後のお別れのときの一筋の涙、絶対に忘れません!!!マスターに言われたとおり、辛いこと悔しいこともフィリピンでの1週間を思い出して乗り越えてみせます!今回私だけがたくさんのことを得て、ボランティアにならなかったというのが心残りです。なので、心で感じて心で行動できるボランティアをするために必ず戻ってきます!!フーディングの際のフルーツを用意してくださったこと、出世払いで返しにいきます!!
マスターへ 感謝.合掌。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

学んだことを忘れず日々の生活を送れることに感謝し、できるボランティアである親孝行をきちんと行っていこうとおもう。ボランティアとは、心で感じて心で動くもの、というマスターの言葉を忘れずにこれからの人生に今回の経験をいかしていこうとおもう。

ぼらぷらのプログラムでもう一度参加したいですか?

はい

理由

子どもたちにあいにいきたいから

これから参加される方へアドバイスお願いします!

現地をしっかり調べ、自分なりのビジョンを持って参加してください