フィリピン 貧民区キッズサポートへの海外ボランティア

自分の甘さに気がついた!これからの人生を変える旅!

  • 評価4つ星評価 ニコニコマーク人生が変わった
  • 2012年8月参加
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日本の生活で忘れられていた当たり前のこと。自分の甘さ、無力さを痛感する旅です。しかしそれを次に繋げてさらに強くなれる!

参加後の気持ち

人生が変わった

プログラムに参加した理由を教えてください

 私は、中学生の頃から国際協力・海外ボランティアに興味がありました。しかし、大学で国際支援について詳しく学ぶ中で国際支援はただ援助をすればいいというような単純なものではないことが分かりました。そこで、実際に自分の足で貧民区を訪れ今、現地で必要とされているものは何なのかを考え、今よりももっと具体的に国際協力について考えたいため。
 また、私は高校の時に実際に途上国を訪れ支援活動をした方のお話をお聞きした時に、私も幅広い価値観を得て、より広い世界を知るために大学生になれば必ず発展途上国で活動しようと決めていたため。

プログラムに参加した感想は?

 私は、このプログラムが「ボランティア」と言われるものなのにも関わらず、国際協力とはどういうものなのか考えたいや、自分の足で貧民区を訪れたいなどといった理由でこの海外ボランティアへ参加してしまいました。
 このような不純な動機で現地へ行ってしまい、現地で出会ったマスターに「お前は何をしに来た?」と言われ自分が現地に来た理由は、現地の子どもたちに何かしたいではなく、自己成長したいのみで自己啓発だけが目的であったのだと分かりました。マスターからかけられた言葉、「観光客」「パパラッチ」これらはまさに自分であることにフィリピンでの生活で気がつきました。日本に帰ってから1週間フィリピンでの出来事を考えていましたが、物事を中途半端にしか考えず生半可な理由でこのボランティアに参加してしまった自分が本当に情けなかったです。今まで自分がいかに中途半端に生きてきたのかが分かりました。
 私は日本にいる時、両親に感謝の気持ちを伝えようとプレゼントや手紙を贈っていました。しかしフィリピンでマザーテレサの施設を訪れて孤児院の子どもたちと出会ったり、まだ5歳くらいの男の子がゴミを拾って自分でジュースを買っていたり、それらの子どもたちを見てマスターが「18や19になっても自分のケツをふく紙も買えないやつらが!親の金で遊んでるんじゃねえ!」という言葉や「親に感謝しろ!」という言葉を私たちに言いました。フィリピンの現状を見たり、この言葉を聞いて私は日本では両親に感謝していたつもりでしたが、それらはつもりで終わってしまっていると思いました。マスターの言葉を聞いてもっともっと両親に感謝をすることが出来ると思いました。
 また現地NGOの子どもたちに出会い、私がもっとも胸を打たれたのは子どもたち1人ひとりが懸命に道場訓を読み上げ食べ物に感謝し和を尊び礼節を重んじている場面でした。このような当たり前のことを私は日本の生活の中で忘れてしまっていました。これからの人生の中で食べ物に感謝、両親に感謝、私の周りの人たち全てに感謝して日々を真剣に生きていこうと思いました。
 「俺はここで一生、こいつらに飯を食わすんだ」と固い決意を胸に子どもたちと正面から向きあい、日本から来た私たちとも正面から向き合って叱ってくれたマスター。こんなにも他のために生きているマスターは本当に優しい人だと思いました。私も半分は自分に、半分は他へ思いやりを分けて感謝を忘れず優しい人間になります。現地で子どもたちにご飯を食べさせ、空手を用いた青少年育成、フィリピンが礼節を重んじた国になるようにとしているマスターの活動。心より応援しております。今の私が現地の人々のために出来ることは寄付金を残すことくらいです。またこのような機会がありましたらぜひ協力いたします。そしていつか自分のため、両親のため、周りの人々のため、それよりもさらに余るほどの優しさを持てた時、自分のボランティアスピリッツを胸にボランティア活動を行います。マスター、現地NGOのみんな、インターンのみんな、現地で出会ったたくさんの人々、本当にありがとうございました。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

 マスターの言葉、フィリピンの人たちの生きざまから感じたことを胸にこれからの人生を真剣に生きます。
また現地を自分の目で見た人間として、現地では寄付金が必要とされていると思うので
募金活動なども行い、周りの人たちにも呼びかけたいです。

ぼらぷらのプログラムでもう一度参加したいですか?

いいえ

理由

今の自分にはボランティアが出来るほど、他への思いやりや優しさを持てていないと痛感したから。

これから参加される方へアドバイスお願いします!

私が言えることでは無いのですが、現地では明確なボランティアスピリッツを持った人、現地に残したいものが明確である人が必要とされているので、そのようなことをしっかりと考えて行かれた方が良いです。