フィリピン 貧民区キッズサポートへの海外ボランティア

今、自分がすべきこと。

  • 評価5つ星評価 ニコニコマーク人生が変わった
  • 2012年10月参加
紹介割コードin03083d315

なにごとにたいしても感謝の気持ちを忘れずに生きて生きたい。今、フィリピンから帰ってきて、感じているこの感情を一生忘れずに、生きていきたい。

参加後の気持ち

人生が変わった

プログラムに参加した理由を教えてください

私は、小学校のころ、国際問題の勉強をする機会があり、そこで、世界には、貧困や、差別問題、感染病など、いろいろな問題があることを知りました。自分は日本でこんなに幸せな毎日を過ごしているのに、世界には、こんな大変な問題を抱えている人たちがいるのかと、実感がわかずにいました。それから、今まで、自分はどうすればいいのか、問題が少しでも良くなるには、なにが必要なのか、ずっと考えてきましたが、考えれば考えるほど、わからなくなり、こんなぬくぬくとした日本で、幸せな生活をおくりながら、ただ考えてるだけの自分が、他人事で、きれいごとを言っているだけのように思えてきて、考えてるだけではなく、行動に移そう!と思い、参加させてもらいたいと思いました。現地に行き、現地の人たちとふれあい、自分の目でみて、自分の手で、1人でも多くのひとを救いたいです。

プログラムに参加した感想は?

 今回、このボランティアに参加させてもらい、行く前は本気で自分の力で、困っている人たちを、少ない人数でも、救いに行く!!と思っていました。でも、抽象的に、助ける!とか、笑顔にする!とか、愛情を与える!とかばっかりいで、実際にどおいうことをして助けるのか、笑顔にするのか、といった具体的になにをするかは全く考えていませんでした。そのことに、フィリピンについて、マスターに会って、いろんな話をしてもっらった、その時になってやっと気付いたのです。実際に、現地では、現地NGOとマスターが、少しずつ作りあげて、こつこつやってきたボランティアがあって、私はそれをやらせてもらって、逆に私がいることによって、私にいちいち説明したり、現地NGOたちが私を気遣って守ってくれたりして、足をひっぱっていました。私自身は、スラム街をみたり、モスキーマウンテンに行ったり、毎日いろいろな所に行っては、たくさん衝撃的な光景を目にしたり、いろんな話を聞いて、言葉ではなんと言えばいいかわからないけど、胸がくるしくて、日本が、どれだけ恵まれているか思いしらされる毎日で、泣いてばかりでした。まず、泣く時点で、かわいそうと思っている時点で、なんか現地の人に失礼だし、どこか自分はこの人たちのことを上から見ている部分があるから涙がでるんじゃないかと思ったら、泣いたらだめだ!と思ったけど、かわいそうばかり思って、でも自分はその人たちになにもできないと思うと、自分になさけなくて、また涙が止まらなくて、自分の無力さにも落ち込んでいました。
 現地NGOの子どもたちは、まだみんな小さくて、わたしよりも10個以上下の子もたくさんいるのに、みんなしっかりしていて、たくましくて、1週間、一緒にいたけど、なんだか子どもの気がしなくて、変な気分でした。日本の子どもとは全く違って、すごく強くてたくましかったです。私は、子どもが大好きだから、言葉がそんなに通じなくても、子どもとなら、ずっと遊んでいられると思っていたけれど、言葉の壁は、大きく、また、子どもたちより、私のほうが、頭がわるく、いつも子どもたちに教えてもらったり、注意してもらったりばかりで、毎日、衝撃てきなものを見たり感じたりして、疲れきっている私は、まったく子どもたちと遊んであげれなくて、それをみかねた子ども
たちが、気をつかって、私に話しかけてくれたり、遊んだりしてくれて、本当に申し訳なかったです。いくらしっかりしていても、まだまだ子どもで、遊びたいはずなのに、私が寂しくないよに、気をつかってくれていました。
 今回の経験と、マスターからたくさんのお話をしていただいて、思ったことは、ボランティアってそんな生半可な甘い考えでできるものではないと思いました。自分にはボランティアできるほどの、お金も知識も時間の余裕もない。でも、本当に世界には、ご飯もろくに食べれない、家もない、そんな生活をしている人たちがいて、そんな人を救いたい!と思った気持ちは本当です。本気で、救いたいなら、まず、自分が救えるくらいの人間にならないといけない。と思いました。具体的には、まず、自分が1番感謝しないといけない両親に親孝行する。後、私はまだまだ自分が生まれた日本のことも知らないことばかりなので、もっといろいろな知識を身につける。そして、汗水ながして働く。せっかく女に生まれてきたんだから、子どもを産んで、育てて、社会におくりだす。そんなあたりまえのことだけど、まず、やらなければいけないことがたくさんあります。そんなことをやりきって、余裕ができてから、じっくり自分にできることを考えて、次こそは、本当に力になれるようなボランティアをしに行きたいです。
 今回は、親のありがたみ、感謝の気持ち、日本に生まれてこれた幸せ、もっと勉強したいという意欲とか、自分ばかり勉強になってしまったけど、この経験がなかったら気付けなかったことがたくさんありました。
 マスター、現地NGOのみんな、時に厳しく、時に優しく、いろんなことを教えてくれてありがとうございました。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

直接的なボランティアではないけれど、無駄な浪費をしない、食べ残しをなくす、ひとつひとつに感謝する。など小さいことかもしれないけど、自分にできる身の回りのことに取り組もうと思います。そして、何十年も後になるかもしれないけど、勉強しいなおして、本当に現地の人たちのためになるボランティアをしに行きたいです。

ぼらぷらのプログラムでもう一度参加したいですか?

いいえ

理由

決められたプログラムではなくて、自分の頭で考えて、ボランティアしたいから。

これから参加される方へアドバイスお願いします!

行く前に、自分はなにをしたいのか、するべきなのか、具体的に考えて行くことはとても重要だとおもいます。あと、日本でのあたりまえを全部すてて、現実を受け入れる心の準備をしていったほうがいいと思います。