フィリピン 貧民区キッズサポートへの海外ボランティア

フィリピンで見たどのシーンも一生忘れられません

  • 評価5つ星評価 ニコニコマーク一生の思い出
  • 2012年10月参加
紹介割コードin03199b593

貧しくても笑顔を絶やさないフィリピンの人々に励まされました

参加後の気持ち

一生の思い出

プログラムに参加した理由を教えてください

私は発展したくてもその国の理由で発展できず、経済が停滞し職にも就けない人が数えきれないほどいるという事実を知ってから、将来そのような国の経済を動かす助けになるような仕事をしたいとずっと考えていました。しかし、そのような仕事に就くには実際にその人たちがどのような環境に置かれており、どのような問題を抱えてどのような思いを持っているのかを知らなければ何もできないと考えました。そこでこのプログラムを見つけ、とても迷いましたがチャレンジしてみようと応募させていただきました。ボランティアに参加させていただけた際には自分が学ぶだけでなく、自分の少ない知識の中からアイディアを絞り出し、彼らの夢や希望を膨らませるようなお手伝いをしたいと思っております。

プログラムに参加した感想は?

私がフィリピンで過ごした6日間は本当にどのシーンも一生忘れられないものになりました。
このような貴重な体験ができたのもマスターや現地NGO、ジェニーさん・アルマさん・トーティなどフィリピンで支えてくださった人たち、一緒に活動した日本人インターン生の先輩たちのおかげであり、感謝につきません。本当にありがとうございました!

私がフィリピンに行って学んだことは、自他共栄という考えがいかに大切かということです。
マスターが案内してくださったフィリピンの貧民区はあまりにも悲惨な生活環境でした。
畳1畳もない家で家族6人で過ごしている家庭、泣き叫ぶほど痛みを伴う病気にかかっているのにもかかわらず病院にも行けない子供、雨の日にはごみ山から異臭を発する水が流れてくる地帯に家を構えてごみを拾って生活している人々。
そんな環境におかれている人々がいるのに、中心街では高層ビルやきれいなショッピングモールが立ち並んでいるという現実に言葉にできないほど嫌気がさしたというか、「自分だけ」という考えに悲しさのようなものを覚えました。
それと同時に、いかに自分が幸せな生活を送ってきたのかということも痛感しました。自分が幸せなら他人にもその半分を分けなければこのギャップを埋めることはできないのです。

しかし、やさしさだけでボランティアはできないことを身をもって感じました。その地域を前もって学ぶことは最重要です。確かに現地に行かなければわからないことはたくさんありましたが、前もって学び、準備できたこともたくさんあったと思いました。私は勉強不足だったため、自己満足の机上の空論を掲げたまま結局何も行動できず、最後まで無力感にさいなまれたままでした。子供たちとも、一緒に遊ぶではなく、相手してもらっているという感じでした。
もしボランティアに行くのなら、誰でもできることをするようでは意味がありません。自分にしかできない事を考え、積極的に行動していかなければならないということを実感しました。

これからはマスターから教わった様々な事を心に刻みながら、まず自分の周りから幸せにしていける存在になりたいです。
そして、将来フィリピンで暮らす子供たちや家族の生活環境がよりよくなっていくように自分で寄付していきたいと思いました。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

先述したとおり、自他共栄の心を持ってまず自分の周りから幸せにしていくことを大事にしていきたいです。その過程で自分ができるならフィリピンのために支援をしていきたいと思いました。また、少しでも自分の体験したことを知ってもらうために友人に話していきたいと思います。

ぼらぷらのプログラムでもう一度参加したいですか?

はい

理由

これから参加される方へアドバイスお願いします!

誰でもできることではなく子供たちに自分しかできないことを残すことが大事です。そのためにはまず日本でできる限りの準備をしていかなければならないと思います。