ベトナム スタディツアーへの海外ボランティア

最高の笑顔との出会い

  • 評価5つ星評価 ニコニコマーク絶対行くべき
  • 2013年9月参加
紹介割コードin05130c64a

言葉は通じなくても、笑顔があれば通じ合えます。子供たちの笑顔の写真を見ていつも元気づけられます。

参加後の気持ち

絶対行くべき

プログラムに参加した理由を教えてください

小学生のときから地域のボランティアなどには参加したことがありました。大学生になり、1年生の間は自分のことで精いっぱいのまま終わってしまいました。何か行動したいと思ってたところこのボランティア活動のことを知りました。日本を出て活動することで自分の視野を広げたいという思いになり参加を希望しました。

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プログラムに参加した感想は?

 ベトナムの現実を知りました。戦争証跡博物館には、ベトナム戦争の写真が数多く展示されていて英語の説明を1枚1枚必死に読みました。残酷なものが多くて見てられませんでした。けど少しでも、事実を知りたくて写真に見入ってしまいました。枯葉剤の恐ろしさを知りました。
 2日間孤児院を訪問しました。道端やお寺で保護された子たちが住んでいるところ。お父さんお母さんがいない、そして、80%の子が枯葉剤の影響で障害を持っていました。枯葉剤は戦争のときだけの話だと勝手に思っていました。枯葉剤の被害を受けたお母さんからの遺伝,魚や植物に残ってたのをお母さんが食べて子供に遺伝。今もなお、被害がずっとずっと続いています。研究されているけれどまだ見つかっていないとのことでした。最初、子供たちとどう接したらいいんだろうって戸惑いましたが、子供たちは最高の笑顔で迎えてくれました。両手に飛びついてくるから2人を常に抱えている状態。髪引っ張られたり、カメラを取られたり、わいわいがやがやとてもにぎやかでした。だっこしたら、顔を私の肩に擦り付けるかのように引っ付いてきました。満面の笑みで。けどふと考えてしまいました。この子たちは、こうやって抱っこされたことがないんだ。親の温もりを常に感じてきた私はどれだけ幸せなんだろう。って。
 ベッドが並んでる部屋はすごく近寄りがたかったです。頭が体と同じくらい膨らんでいる子はどんどん膨らんで破裂して死んでしまいます。こんなに元気で笑顔なこの命があと7年なんて信じれなかったです。障害が重い子どもたちと交流するとき、寝たきりの子や盲目の子、指が3本しかない子、頭が体と同じくらい膨らんでる子、正直、最初は受け入れられなくて何もできなかったです。そんな私たちに元気を与えてくれたのは子供たちでした。寝たきり子の横に一緒に寝っ転がってカメラを差し出したら無邪気な笑顔でこっち見てくれました。そして、周りの様子をうまく体を回転させながら必死に見ていました。だっこして、この景色を見せてあげれたらどんな最高の笑顔を見せてくれるんだろうなって思いました。その子の横でずっと一人で手をパチパチ叩いている子がいて、話しかけても全然笑ってくれなくて。。。それでも少しずつ距離縮めていったら笑ってくれて素直に嬉しかったです。ベッドが並んでる部屋はすごく入りがたかったです。障害が重いから接し方変えなきゃとか思った自分が恥ずかしいです。ハンディキャップはあるけれど、みんな元気と笑顔がありました。子供たちとのお別れは寂しかったです。ずっとずっと遊んでてあげたかった。子供たちが笑顔を忘れず元気に大きくなってほしい。心からそう願います。

 ストリートチルドレンの子が通う小学校にも訪問しました。6歳から通うんだけれど、そんな子でも午前に学校が終われば、午後は働きに出る。日本とは違う現実がありました。折り紙したり絵描いたりして交流しました。日本から持ってきた洋服と鉛筆とか寄付したらすごく喜んでくれました。

 ボランティア活動最後の訪問地は、ツーヅー病院。ベトちゃんドクちゃんの住んでたところです。ドクさんにお会いしました。院長先生の話も考えさせられました。そして、1番衝撃を受けた部屋が胎児をホルマリンに漬けてびんに入れられてあるのが保存してある部屋です。枯葉剤の影響で奇形で生まれてきて親が育てることができないということでそうやって保存されていました。本当に直視することができなくて、涙出てきました。写真撮っていいよ。って言われたとき無理だ。って思ってしまいましたが、これが現実で向き合わなければならないベトナムの問題です。目に焼き付けました。私が生まれた1993年生まれの子のびんもあり、生きていれば私たちのように大きくなっていたのにと思うと心が痛かったです。
 3日間のボランティアで多くのことを吸収できました。考えさせられることばかりで、自分の無力さを痛感しました。子供たちが少しでも笑顔になればいいなと思って全力で交流しました。子供たちの見せてくれた笑顔絶対に忘れません!!!まずは行動すること。ってよく言うけど本当ににそうだなって思います。現地で経験できたからこそ、目で見て心で感じることができました。一緒に活動してくれたみんなとの出会いも貴重でした。みんながいたからより多くのことを学ぶことができました。人それぞれ考え方は違うかもしれません。けれど、私はみんなに知ってほしい、7日間を通してそう思いました。この思いが伝わるとうれしいです。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

海外ボランティアを通じて日本では経験できないことができ、今後の自分の生活において視野が広がりました。活動に行って終わりではなく、続けることが一番大切なことです。残りの大学生活の間でまた別の国のボランティアに行って、またその国が抱える現実を知り、向き合いたいです。

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ぼらぷらのプログラムでもう一度参加したいですか?

はい

理由

活動を続けていくことが大切であり、もっとほかの国の現実なども知りたいと思ったから。

これから参加される方へアドバイスお願いします!

最初は不安ばかりですが、活動内容はとても充実してして貴重な体験ばかりできます。自分を見つめなおすきっかけになります!!!

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

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