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国際協力用語集ワード詳細

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絶対的貧困
absolute poverty

人間として最低限度の生活を営むことの出来ない状態で生活することです。

絶対的貧困という言葉は、人間として最低限度の生活を営むことのできない状態で生活することを指し、ベーシックヒューマンニーズも達成できない状態のことを指しています。

この絶対的貧困の言葉の概念を最初に持ちだしたのは、イギリスの研究家であるシーボウム・ロウントリーと言われており、彼が打ち出した定義によれば、その総収入が肉体を維持するための最低限度にも満たない状態を、第一次貧困(Primeary Poverty)、絶対的貧困と位置づけています。そしてこれらの貧困の中には、住居のための家屋が無い、体を維持する為の食べ物が無い、体を維持するための衣類などに事欠くなどの項目も含まれています。これらの絶対的貧困の状況下で暮らす人の数は、インドを含めた南アジアが最も多く、その人口にして4億4620万人、その次にアフリカの2億830万人、そして中国や東アジアと太平洋地域の1億6913万人となっており、およそ全世界の人口のうち、9億6948万人程度となっています(2004年現在)。

絶対的貧困の定義としては、世界銀行による定義が世界のスタンダードとして定着しつつありますが、この定義によれば、その購買力平価換算で置き換えても、これらの貧困とされる人たちの1日の生活費が1ドル程度となっている層を、絶対的貧困の層と位置づけています。
絶対的貧困が生まれる背景には、その国の福祉の状態もさることながら、疾病や恒常的な栄養不良、そして低い教育水準、高い乳幼児死亡率や短い平均寿命などの数値が挙げられており、これらの国々で常態化している問題への取り組みが、先進国を含めて世界での大きな課題となっています。

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