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国際協力用語集ワード詳細

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レントシーキング
rent seeking

企業が利益を獲得するために政府官庁にロビー活動を行って、政策等を変更させて利益を得ようとする活動のことです。

レントとは従来規制されているものが規制解除や緩和によって得られる独占的な利益や寡占による超過利益のことをいい、レントシーキングとは企業がこのレントを獲得するために政府官庁にロビー活動を行って、政策等を変更させて利益を得ようとする活動のことです。
レントとはそもそも地代(土地を借りたときに支払う借地代)のことを指しており、歴史的には、土地を借りていた農民がその土地で耕作し、その作物を売買した代金や利益から借地代を支払うことにより、賃貸人となる地主などは労力を使うことなく利得を得ているため、これに揶揄された形で、力(権力)をもつ民間の大企業やその組織的な団体が政府に働きかけて自分たちに有利に働くような法律や政策を作らせていることからこのような言葉が使われています。

本来であれば、企業は市場の経済活動における競争の中でそれぞれしのぎを削りながら産業発展のために努力し、生活を豊かにするために開発をしていくのが資本主義経済上の自然な姿であるのに対して、レントシーキングが介入することにより、市場競争ではなく、国の政策として立ち位置として有利なポジションにいる企業にとっては優遇政策からの恩恵を得ることが可能になってしまうため、他の恩恵を受けられない企業にとっては、そのような事実があれば結果的に国際競争力さえも低下させることを誘引してしまいます。

しかしながらレントシーキングにおいて必要な「レント」も存在していることは確かです。たとえば、政府の政策において、一企業や個別の企業のみを対象とするのではなく、産業界や複数の企業を対象として、政策や法律を策定することは、補助金や規制緩和の対象になりうるものもあるわけです。この場合は、特別な差異はなく、企業努力に委ねられたり、競争相手との攻防によって産業界を衰退させることなく国際競争力を高めるという相乗効果により生まれる利益はこれを達成するために邁進した企業に返ることになります。
日本においては比較的、ネガティブなレントシーキングが少ないと言われており、現に国土として非常に小さいにもかかわらず産業界において世界の中で最先端を走ることが可能な位置に立っており、それは競争力の低下を伴うレントが多くなかったということが示唆されます。
実際には、ブラックボックス化されたレントは少なからず存在しているため、知らない人が損をするといった現状も否定されないため、常に政策に対して不利益を被るようなものではないかをチェックしていくことは国民にとっても関心事となっています。

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