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国際協力用語集ワード詳細

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社会復帰
rehabilitation

何らかの理由で社会との繋がりを絶たれている人が、再び社会との関わりを持つようになることです。

例えば、病気や貧困などの原因により社会参加ができずに生活している人々、出産や育児で一時社会から離れた女性、及び、軍隊に所属していた軍人、犯罪を犯した受刑者などが再び一般社会へと復帰することです。

先進国において社会復帰が必要となるケースで最も多いものに、うつ病が挙げられます。うつ病患者は仕事を辞めてしまうことがほとんどであり、症状が良くなったとしても再度仕事を見つけることが難しいのが現状です。日本においても、うつ病患者やひきこもりの社会復帰が課題となっています。また、薬物依存症によるケースでは、更生プログラムが終了したとしても社会が受け入れを拒むことがあり、問題となっています。アメリカにおける例では、戦地や紛争地から帰還した軍人の再就職の受け皿の少なさから、路上生活者になる者も多く、また、悲惨な戦地の状況がトラウマとなり、PTSD(Posttraumatic Stress Disorder/心的外傷後ストレス障害)を発症する人が多いことが社会問題になっています。

発展途上国においては、特に子供達の社会復帰が問題となっています。貧困により学校へ通えず、ストリートチルドレン(路上で生活する子供)になることがあり、彼らの社会復帰のための教育や職業訓練が必要とされています。紛争地では、砲弾や地雷により負傷して働くことが困難になった人々への支援、夫を戦争で亡くした未亡人や父親を亡くした子供たちへの、経済的、精神的な援助が課題となっています。

た、女性に関する国際社会の動きとして、女性の地位向上と社会参加を実現するため、日本のODA(政府開発援助)では、途上国の女性支援(WID)イニシアティブを1995年に発表し、貧困状態にある多くの女性の自立を支援しています。国内における女性の問題としては、産後の女性の社会復帰の課題があげられます。今なお女性は子供を産んだあと、以前の職場と地位へ復帰することが難しい現状にありますが、少子高齢化に伴い、労働人口が減少している状況から、女性の社会復帰を求める声が高まっています。しかし、出産後再び以前の会社に戻ったとしても降格されるケースも多く、そのような事態を避けるために出産自体を拒む女性もいて、ますます少子高齢化に拍車がかかっています。今後女性の社会進出や社会復帰をどうするかが、日本だけではなく先進国全体の課題となっています。

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