[ぼらぷらエッセイ]

『2019年12月、中華人民共和国湖北省武・・・』

2019年12月、中華人民共和国湖北省武漢市において初めて確認されて以降、新型コロナウイルスは国際的に感染が拡大しています。 いまだ新型コロナウイルス感染症は収束に至らず、 私たちの日常生活は、長期に渡り大きな影響を受けています。このような中、「SDGsどころではない」と感じる人もいるかもしれませんが、コロナ対策として行政が行っている施策や、皆さん一人一人が気を付けていることの中にも、SDGsの達成に繋がる取り組みが沢山あります。また、コロナ禍によってその大切さが認識され、大きく取り組みが進んだものもあります。 例えば、「GIGAスクール構想」実現に向けた全児童生徒への1人1台の端末の配備は「目標4:質の高い 教育をみんなに」に、新型コロナウイルス感染症に関して偏見や差別をなくすことは「目標10:人や国の不平等をなくそう」に関係しています。コロナ対策以外でも、身近な取り組みとして、レジ袋を使わないようマイバッグを持ち歩くことが日常的になっている他、ごみ拾いをしながらジョギングをする「プロギング」というイベントも各地で行われるようになりました。これらは「 目標12:つくる責任 、つかう責任」や「目標14:海の豊かさを守ろう」などに関係しています。コロナ対策もSDGsの取り組みも、一人一人の日々の心掛けの積み重ねが大きな成果に繋がります。コロナ禍でも持続可能なよりよいまちづくりを進めるために、そして感染症が収まったときによりよい日常を迎えられるように、今できることから始めましょう。

※新型コロナウイルスの情報は流動的ですので、このエッセイを書かれた当時の個人の意見として捉えていただくようお願いいたします。