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元国連開発計画/大学教員 安部由紀子氏からの出題>

世界経済フォーラム(World Economic Forum)が2023年3月に発表したジェンダーギャップ指数のランキングで、日本は146か国中、125位(0.647*)で、G7では最下位でした。
世界で最もジェンダー平等が進んでいる1位(0.912*)のアイスランドと日本を比べて、取り組みにどのような違いがあるかを調べてみましょう。
*ジェンダーギャップ指数は、0が完全不平等を、1が完全平等を表す。
出典:世界経済フォーラム『ジェンダー・ギャップ・レポート2023』

2025年4月11日 10:13

私は高校一年生の探究の時間でジェンダーギャップについて探究を行い、その際に得たこととして、女性の政治参画率と育休制度が一番の違いと思った。日本では内閣府から多くの政治家、議員などが男性で構成されており、女性の政治家は10%にも満たない現状となっている。比べてアイスランドはほぼ半数は女性の方が政治に代表として参画しているという実態がある。一方の生物的性別の意見だけが通りやすいようではジェンダー格差は縮まらないと思う。また、現在の日本では男性の育休取得率がとても低く、社会全体でも男性が長期間育休を取ることはタブーのような扱いを受けているような感覚がある。しかし、アイスランドでは育休は男女ともに半年確保され、その間の給与の8割は政府が負担するという男性にも女性にも同様に育休が義務化されていることで互いに育児や生活面での理解が深まり、ジェンダー平等につながっていると感じた。