[ぼらぷらエッセイ]

『私達一般の人が心がけられることは、些細な・・・』

私達一般の人が心がけられることは、些細なことかもしれないが、たくさんある。そして、ウイルスに国境がないように、私たちも国境を超えて意識し、協力すべきだと強く思う。例えば、コロナ禍で各国でロックダウンや緊急事態宣言など様々な対策がとられている。そしてそれらに対応するために、人々は緊急時のために「食料を貯めておこう」と言う思考に至るはずだ。確かに自分の不安を拭うためには効果的かもしれない。だが、その行為は客観的に見た時、効果的だろうか?食品を過剰に買い溜めすることで、「食べきれない」と言う問題が浮上してしまう。これによって、本当は食べることのできた、または他の人が必要としていた食料を廃棄してしまうことになる。些細なことではあるが、一人一人が必要以上の食品の買い求めを止めることで救われる人が増えることにつながることを意識する必要がある。これに加えて、世界中の人が何度も耳にした「不要不急な外出を控え、手洗いうがい、マスクの着用」を徹底する必要がある。自分がかかる分には問題ない、と思っている人が多いかもしれないが、その背景で大勢の医療従事者の方々が寝る時間を削ってまでサポートしてくれている。このような方々を含め、人生に余裕、幸福を得ることのできるように、誰かの苦悩に繋がる行為は避ける必要がある。これらが、高校生でも社会人でも、誰でも実践することのできる新型コロナウイルスに対しての対策だと私は考える。

※新型コロナウイルスの情報は流動的ですので、このエッセイを書かれた当時の個人の意見として捉えていただくようお願いいたします。