[ぼらぷらエッセイ]

『「コロナとSDGs わたしに出来ること」・・・』

「コロナとSDGs わたしに出来ること」
わたしに出来ること。それは毎日のちいさな積み重ね。SDGsの17の目標ひとつひとつ意識することはもちろん、たとえばコンビニの募金箱にお金をいれること。たとえば今この瞬間も飢餓で苦しんでいる人のことを考えること。たとえば救える命のために制度を調べること。たとえば教えるためにまず自分が学ぶこと。たとえば偏見と向き合うこと。たとえば水を電気を食材を、大切に使うこと。たとえば人と社会問題について論争すること。たとえばサステナブルラベルを意識すること。たとえば海を汚さないこと、そして植物には水を与えること。出来ることは行動だけではない。それは考えることだ。考え方は十人十色で、だからこそ自分と向き合ってきちんと自分なりの考えを持つことは行動すること以上に大変で、苦しくて、意味のあるものだと思う。わたしに出来ることは本当にちいさくて、何も変わらないのと同じだと言う人もいるかもしれない。わたしがいちばんわたしに対してそう思ってしまっていたことも事実だ。平和を願う強い気持ちとは裏腹に、日々じぶんができる限られたことを思っては悩み、自問自答を繰り返す日々。それでもわたしに出来ることは今日も確実にある。社会問題と向き合うことで心で感じること、頭で考えること。精一杯全身全霊頑張りたい。「出来ないこと」をコロナのせいにしたくない。毎日少しずつ、わたしのやり方で、どんなにちいさい積み重ねでも必ず意味はある。そう信じてわたしに出来ることを日々続けていく。そして現在、いつか海外に行ける日のためにクメール語、英語、正しい日本語を勉強し、いつかのくる日のためにお金をためている。「出来ること」を増やすための準備もまた「わたしに出来ること」だと考えられる。

※新型コロナウイルスの情報は流動的ですので、このエッセイを書かれた当時の個人の意見として捉えていただくようお願いいたします。