バリ島スタディツアー
Indonesia Study Tour
1バリ島について
東南アジアのインドネシアにあるバリ島。年間を通して暑いけど過ごしやすく、リゾート地として人気です。インドネシアの中でも、バリ島は独特の文化を持っています。例えばバリ・ヒンドゥー。バリ島土着の信仰と、インド仏教やヒンドゥー教が融合したもので、バリ島の90%以上がこれを信仰しています。また、芸能・芸術でも知られ、世界的にも観光地として人気が高く、バリ島の経済の大半は観光収入となっています。近年、開発が進むバリ島ですが、近代化が進む中で様々な問題に直面しています。
- 伝統
- リゾート
- 社会問題
2バリ島スタディツアーの意義
開発によって生み出されるものは、必ずしもきれいなものばかりではありません。ごみ処理や森林破壊などの環境問題、都市開発による農地の減少や農家の失業、産業の変化により生まれる収入格差や貧困など、観光では分からないこともたくさんあります。スタディツアーを通して見えてくるバリ島を、ぜひ五感で感じてください。孤児院に住み込みをして子どもたちとの交流を深めながら、貧困・環境・福祉・伝統などについて学びましょう!最終日には、オプショナルツアーのバリ離島ツアーで海にも行けます!
- 訪問
- 理解
- 観光
3ツアー中の訪問先について
1オリエンテーション
インドネシア生活の長い日本人スタッフがご対応します。簡単なインドネシア語を学んだり、活動の際の注意事項についてご説明します。
2住み込みをする孤児院
5歳~19歳くらいの貧しい家庭出身の子ども約100名が生活しています。孤児院は支援団体から定期的にお米の寄付をもらっていますが、不足分を補うために、子どもたちは自分たちで野菜を育てたり鶏を飼育して日々の食糧の糧にしています。学習にも意欲的で、曜日ごとに英語や手芸、パソコンの授業が開催されています。積極的に子どもたちと交流して、一緒に時間を過ごし、ステキな思い出を作りましょう! もっと見る
3動物保護協会(2018夏から)
この協会では捨てられた犬猫の保護や避妊・去勢手術、病気やケガの治療、狂犬病予防接種などを行っています。バリの人にとって犬や猫は日本人のようにペットとしての認識で扱われることがまだ少なく、不幸な境遇の犬猫もたくさん居ます。そんな彼らを救うために活動しているこの団体を訪問し、ケアの仕方を見学します。 もっと見る
4最終ゴミ処理場
バリ島では、ごみ処理はとても深刻な課題です。これまでバリ島では、元来バナナの葉っぱなどを使っていました。ゴミは燃やしたり道端に捨てたりしますが、自然素材なので土に返ります。しかし、近代化が進みプラスチックなどが増えていきました。ゴミは変わっても人々の習慣は変わず、ゴミは増える一方です。バリの環境の現状と課題、それに対する取り組みを学びます。
5バロン舞踊鑑賞
バロン舞踊は生活や冠婚葬祭と強く結びついています。バロンとは、インドネシア バリ島に伝わる獅子の姿の聖獣です。別名「森の王」とも呼ばれ、バリ・ヒンドゥー教の善の象徴とされています。カラフルな衣装と美しいダンスを鑑賞し、バリ島の伝統を理解しましょう!
4オプショナルツアー
1バリ離島ツアー
バリ島本島からスピードボードで約30分。賑やかなバリ島本島とは違いゆっくりとした空気が流れ、素朴な人々の暮らしの風景が残る離島で青い海を満喫!バイクで1時間ほどで1周できてしまう大きさの島で、海の森と言われる緑豊かなマングローブの森も見学できます。
5みなさまへ
リゾート地として有名なバリ島。高級ホテルやショッピングセンター、きれいな青い海といったイメージが大きいかと思います。このスタディツアーではそんな観光地・バリ島を別の側面から見ていただきます。孤児院の住込みやゴミ処理場見学など、観光旅行ではわからない現地の課題について学び、自分にできることをより深く考える時間になると思います。本当の“豊かさ”とは何か?日本との違いを肌で感じてきてください!!