こんにちは! ボランティアプラットフォーム、通称『ぼらぷら』の事務局次長の堀です。
このページに来られた方は、海外ボランティアに興味をもって、アクセスされたと思います。 あなたは、海外ボランティアに行ったことがありますか? 私は5年前、初めて海外ボランティアに行き、現地の人と交流したことで、人生が変わったひとりです。 海外ボランティアに行く人がひとりでも増えるよう、ついに完全版のガイドをつくってしまいました。
今回は海外ボランティアへ行こうと思っている人たちが、自分に合ったボランティア先を見つけられるよう、海外ボランティアを検討する際に知っておくべきことを、わかりやすくお伝えします。
私たち『ぼらぷら』は、15年間、たくさんのボランティアさんと交流し、実際にどうだったのか?という声をたくさん集めてきました。 今回のガイドは、その声も参考にしてつくっています。
海外ボランティアにまだ参加していない方は、「海外ボランティアに参加するとどんなメリットがあるのかな?」と思いますよね。
海外ボランティアには、インターネットやアルバイト、サークル、学校、旅行、留学では経験できない、海外ボランティアの現場でしか体験できないメリットがたくさんあります!
参加するメリットは人それぞれですが具体的にはこんなことがあげられます。
等々これ以外にもたくさんのメリットがあります。
海外ボランティアといっても、どんなものかよくわからないですよね?
ここでは学生のみなさんや一般の方でも参加できる海外ボランティアプログラムについて説明します!
海外ボランティアプログラム(以下、海外ボランティア)とは簡単に言うと、一般の方でも現地のボランティア活動に参加できるように準備したプログラムのことです。
種類はボランティアプログラムやスタディツアー、教育や福祉、途上国や先進国などがあります。
それでは、海外ボランティアにはどのような要素があって、どんなところに注目して選ぶとよいか見ていきましょう。
※優先度を記載して、空欄を埋めましょう。[PDFでダウンロード]
1 | 自分の目的に合ったプログラムが用意されているか? | ボランティアには、以下のような種類があります。事業者によって、どんな種類のプログラムが用意されているかは違うので、事前に確認しましょう。 (ちなみに、『ぼらぷら』では、すべての種類のプログラムをご用意しています) | |
2 | その事業者は「旅行業」として登録されているか? | 海外ボランティア派遣するためには必須の資格。 | |
3 | その事業者は「旅行保険」に加入しているか? | ||
4 | その事業者は社歴が長いか? | ||
5 | その事業者は派遣実績が多いか? | 海外ボランティアではいろいろなことが起こるケースがあります。 できるだけ派遣実績の多い事業者のほうが、トラブルなどの対応に強いので、安心です。 | |
6 | その事業者は参加者の満足度が高いか? | ||
7 | その事業者はホームページに体験談を掲載しているか? |
1 | 自分が行いたい活動は何か? | |
2 | 参加したい時期はいつか? | |
3 | 何日間参加したいか? | |
4 | 自分の予算はいくらか? | |
5 | 航空券はついているか? 過酷な乗り継ぎの格安航空券を斡旋していないか? | |
6 | 料金はいくらか?現地払いで加算されないか? | |
7 | 行きたい国はどこか? | |
8 | 初心者向けか? 中上級者向けか? | |
9 | 語学力は必要か? | |
10 | 資格やスキルが必要とされるか? |
優先順位のポイント:料金や日程も大切ですが、安全性と活動内容は優先度を高くしたほうがよいです。
安全は何か起きてからでは取り返しが付きません。特に初心者の方は重視したほうが良いでしょう。
そして、なぜ海外ボランティアに参加したいのか、目的を明確にすることが大切です。そうすれば自ずと参加したい活動内容が明確になってきます。
活動内容は優先度を高くしたほうが良いです。いろいろな項目があり、元々の目的や行いたい活動内容を疎かにすると参加してから後悔することが多いです。
海外ボランティアは大きく分けて、学び中心のスタディツアーと、活動中心のボランティアプログラムの2つがあります。
スタディツアーの多くは、市内のホテルに宿泊して、日中にバスでガイドと共に各施設を訪問、視察・交流・ワークショップなどを行います。
スボランティアプログラムの多くは、ホームステイをして現地の生活を体験、主要な活動施設で、現地スタッフと共に教育・保育・看護・建設・給食・衛生活動・文化交流などボランティア中心の活動を行います。
どちらの種類も国の背景や文化を学び、その土地の人と交流したりします。
海外ボランティアの分野は多岐にわたります。 教育・福祉・保育・医療・貧困・食料・障碍・民族・村落開発・農業・建設・環境など。
ススタディツアーでは、各分野で活動する現地のNGOや施設を訪問して視察・交流します。
子ども向けのボランティアでは、現地の施設や学校での教育ボランティアや、幼稚園での保育ボランティアなどを行います。
現地の方々と一緒に行うボランティアでは、イベント行事や建設、植林活動などがあります。
少数民族、、障碍者、傷病者などを対象にしたボランティアもあります。
海外ボランティアの安全性については何よりもまず確保されるべきです。
現地の安全確認や現地とのコミュニケーションは派遣先が数十以上になるとかなり困難になります。
派遣先が30以上の場合、派遣ネットワークに加盟しているか、他社の代理店の場合が多いです。
海外ボランティアは通常の旅行とはことなり、現地でイレギュラーなことが発生することが多いです。それゆえに日常的に安全管理やクオリティーコントロールができる状況にすることが大切なのですが、自団体の企画ではないものでそいったことをマネージメントするとはとても難しくなります。
自団体の企画であるかと、組織の規模に見合う派遣先の数量であるか安全や品質管理を確認する上で大切なポイントになります。
ぼらぷらも過去に派遣ネットワークを利用したことがあるのですが、ぼらぷらが重視するボランティアさんへの満足度の高く、安全なプログラムを提供することができないと判断して、自団体で企画する直営のプログラムのみにしています。
個人で海外旅行保険に加入するのは大前提ですが、
「傷病・トラブルが起きた場合も自己責任です。」と記載している提供事業者もありますが、学生さんなど若い人を受け入れる場合、自己責任では済まなくなくなります。
提供事業者がどのような補償体制になっているか事前に確認するのが大切です。
ぼらぷらでは「旅行特別補償保険」「旅行事故対策費用保険」「旅行業者賠償責任保険」「緊急重大事故支援システム」の全保険に加入しています。
これはNGO/NPOでも株式会社でも厳しい審査基準を満たし旅行業者として登録し、加入することができます。
逆に旅行業登録を行っていないということはこれらの保険に加入していないということがわかります。
※旅行業登録を行っている場合、WEBサイトに旅行業登録者番号を記載しています。
ぼらぷらでは、参加者さんの安全を第一に考え、費用と手間をかけて旅行業登録を行っています。
中にはインターン生に引率をまかせている団体もありますが、トラブルがあった際に非常にリスクが高いです。
ぼらぷらでは、熟練の日本語ガイドが引率しており、カンボジアの日本語英語教育ボランティアではぼらぷらの日本人・現地人スタッフが直接サポートしているので安心です。
海外ボランティアの参加時期は、大学生と高校生の長期休みとなる、夏休みと春休みがピークとなります。
社会人の参加は、ゴールデンウィーク・お盆・シルバーウィーク・年末年始の連休に多くなります。
海外ボランティアに参加する期間は、
短期だと、4~14日
中期だと、3週間~2か月
長期だと、3か月から2年
ほど参加する日程があります。
スタディツアー、ボランティアプログラム共に7日間の参加が非常に多く、学生の多感な時期に世界を経験するために来る方が多いです。
中長期で、先進国ではカナダやオーストラリアにて語学習得、幼児保育の経験をその後の仕事に生かす方が多いです。
カンボジア、タイでは、日本語教師やNGO職員を目指している人が多いです。
社会人の方は、4日間で休暇を取って参加されています。
海外ボランティアの価格は、
航空券つきか、航空券なしかでだいぶ変わります。
ぼらぷらでは両方を選択できるプログラムが多いのですが、航空券つきを選ばれる方が多いです。
航空券付のカンボジアだと10万円を切る日程もあります。
航空券なしのカンボジアだと59800円からあります。
先進国のカナダ、オーストラリアは航空券付で20~30万円程度になります。
その他は、ビザ代・海外旅行保険料・土産代などです。
海外ボランティアで活動する地域は、途上国だと、カンボジア、フィリピン、タイが人気です。
先進国では、カナダ、オーストラリアが人気です。
海外ボランティアを提供する主な事業者は、ボランティア団体、旅行会社、学校(研修)などがあります。
法人としては設立して10年以上が望ましいです。一般に10年以内で倒産する事業者は93%に上り経営が安定しない傾向があります。
また、社歴は長くても、最近海外ボランティアを取り扱い始めたという事業者もいますので提供歴をご確認ください。
先ほども出ましたが、旅行業登録を行っている団体や会社の方が望ましいです。
プログラムが自分の事業者で主催している直営のものか、代理販売を行っているか。
海外ボランティアの参加者数や、参加者の体験談の満足度・掲載数・信憑性を見ましょう。
信頼できる団体は、体験談の掲載数が多く、満足度も高いです。
2-3名では何かあった時に対応できません。ある程度の規模があるところを選びましょう。
NGO系はもともと現地プログラムを行っていて、支援用のスタディツアーを行っているので現地への貢献を重視しているところが多いです。
旅行会社系ではスポット的に現地活動をする以外は派遣のみになります。
LINE(迅速に対応する傾向)
メール
電話(電話応対していないところが稀にありますのでご注意ください)
説明会(詳しく聞けますし、他の参加者と顔合わせをすることもできます)
補償体制は十分か確認しましょう。
初心者向けのプログラムは日本語ガイドもおり難易度は低いです。
英語力:オーストラリア・カナダな欧米での活動では基本的に英語での応答になります。
自分にピッタリの海外ボランティアってどう選べばよいかわからないですね?
海外ボランティア参加者しているみなさんにはいくつかの選ぶ切り口があります。あなたはどの切り口から選びますか?
たとえば、ぼらぷらでは以下のようなプログラムを用意しています。
多くの方から支持されている海外ボランティアで、海外ボランティアはじめての方にも人気です。
海外ボランティアはじめての方からリピーターの方まで高い満足を得ている海外ボランティアです。
すでに行いたい活動や目的がある方は、目的別に選びましょう。
アジアでは治安の良い地域で日本語ガイドや日本人スタッフが同行。 先進国では保育活動、ホームステイ。どちらも初心者でもできる活動が盛り込まれています。
夢や職業の進路を検討している方や、職場で将来活かしたいという方に。
以上で、
を見てきました。
だいぶ海外ボランティアについて詳しくなってきたと思いますので、 さっそく、海外ボランティアを選んでみましょう!
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