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笑顔溢れるカンボジア

2011年9月14日 9:47 AM

【滞在期間】2011-08-28 ~ 2011-09-09 【総評】大変満足 【プロフィール】女性 【ネーム】井本奈月
 

(1)参加動機

 

大学でNGO/NPOの活動について学び興味を持ちました。自分自身も実際に参加し、少しでも誰かの役にたちたいと 思ったため、時間に余裕がある大学生のうちに海外のボランティアに参加しようと決意しました。また自分に何ができるのかを考 えたとき、母国語である日本語教育と海外留学で培った英語教育であると感じたためカンボジアのプログラムを選びました。  


(2)参加した感想

 

今までの人生でこれほど濃い2週間はありませんでした。慣れない原始的な生活に最初は少し戸惑いを感じたけれど、すべてが新鮮で刺激的でした。

村の人々はとても友好的で日本人が学校へ向かうとき、家から「ばいば~い」と叫んでくれました。また私が散歩中に一 人で田んぼを眺めていると、いつのまにか10人ほどの大人や子ども達に囲まれ、みんなで木の実を食べたり牛に触らせてもらった りしました。

学校で私は一番小さい子どもたちが集まっているクラスを担当しました。日本ではあまり子どもと関わる機会がなかったため 最初は少し緊張していましたが、みんなとても人懐っこく「なつき!なつき!」ととびきりの笑顔で呼んでくれてとてもうれし かったです。休憩中は子どもをおんぶしたり、手をつないでずっと一緒に遊んでいました。子どもたちはたくさん花をつんでプレゼン トしてくれました。髪につけてくれたり、花でネックレスやブレスレットを作ってくれました。他にも申し訳なく感じるほどガム やキャンディーをくれたり、貴重なノートをちぎってたくさん絵を描いてくれました。帰国した今、これらの絵から日々元気をも らっています。すべてが一生の宝物です。

授業内容については同じクラスを担当していた日本人のみんなで毎日考えました。小さい子どもたちにとって1コマ1時間 半は長く、集中力がなかなかもたないため工夫された授業内容が必要でした。歌を歌ったり、少しゲームのようなことをして子ども たちが楽しく学べるように心がけました。新しいことをやってみたときに子どもたちの反応が良いと、とてもうれしかったです。

逆につらいと感じたことは「ペンをちょうだい」と言われてもあげられないことです。特に小さい子どもが集まるクラス だったため何度かお願いされたことがありました。心の中ではあげたい気持ちでいっぱいでしたが一人だけにあげると不公平に なってしまうし、数が限られているため全員にあげることもできませんでした。ペンをたくさん持っている日本人に断られた子ども たちはどのように感じているのだろうかと毎回考えてしまいました。もっともっとペンをもってくれば良かったと後悔しました。

また私は途上国の人々に間違ったステレオタイプを抱いていたことに気づきました。出国前は「途上国へ行く」「貧しい 国へ行く」と思っていました。たしかに日本の生活が当たり前な私にとって電気や衛星面で不便を感じたり、教育制度を整える必 要があると思ったことは確かです。しかし村の人々から貧しさを感じることはありませんでした。いつもとびきりの笑顔があふ れ、競争世界では忘れがちな心の豊かさがそこにはありました。途上国だからすべてが貧しいと考えることは大間違いでした。

二週間という短い期間だったけれどたくさんのことを学び考えることができました。ボランティアとして自分が教える立 場であったのに、逆に多くのことを学ばせてもらえました。本当に参加して良かったです。子ども達が恋しくてたまりません!来年 また参加できたらと思っています。


(3)今後この経験をどのように活かしたいか

 

微力ながら自分でも人の役にたてるのだと気づきました。自分に何ができるのかを考え積極的にアクションをおこしてい きたいです。さらに自分が何かをしたり、工夫して作ったものをあげて喜んでもらえるととてもうれしかったため、もっと誰かの ために何かをしていきたいです。

また言葉が通じないため、コミュニケーションにおいて表情が大切であり、特に笑顔の大切さを感じました。お互いが笑 顔だと、言葉が分からなくても何か通じ合っているように感じられました。これからもカンボジアで学んだ万弁の笑みを活かして 人の役にたちたいです。