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やるなら今しかねえ!

2010年10月29日 9:53 AM

【滞在期間】2010-10-13 ~ 2010-10-27 【総評】大変満足 【プロフィール】男性/埼玉県

 

(1)参加動機

 

最初は青年海外協力隊に参加するため海外の活動歴を作るため、だった。でも現地で活動するうちにいろいろ変わっていって、マスターにボランティアと は?という事を聞いていくうちに自分が間違っていたことに気づき、帰るころには「何できたんだっけ?」というような状態になっていた。

(2)参加した感想

 

最初から間違っていたんだな、って思います。100円ショップの手品道具とブックオフの500円くらいのジブリアニメの本(しかも英語版!!)どっちを 買うか迷った挙句に100円の手品道具を選んでリアにすべて見抜かれる・・・ギターを持ってきたもののそれが現地の子どもたちの将来に作用できるか?と考え た場合、実益になると考えられなかった。
マスターが空手を教えているのは将来の就職活動のためだったことに気づいたとき、全部が間違っている!とわかってしまい少し無気力になった。もし空手の 生徒の中でチャンプになる、もしくはトーナメントの上位入賞、段位があるということは警察やガードマンに採用されやすいということ。むしろプロの格闘家で いけるとこまでいけばファイトマネーで生活できる。子どもうちにチャンプになったとしてもファイトマネーがもらえる現実。よほど利益になるんですね。あそこ で空手をやるということは。そして空手の精神を通じて人格形成をしていけば立派になっていけるんですね。


これを今回僕が持っていったギターや手品に当てはめると「ボランティア」とは程遠いということがわかったんですね。僕はギターを弾けるといってもコード 弾きがせいぜい。僕自身がストリートミュージシャンとして路上で歌った場合、1円でもおひねりがもらえるのか?それすら遠い僕の歌とギターの力量。そんな やつが音楽で自立や独立していけるほどの人間を育てることができるか?ミリオンを飛ばすアーティストを育てられるか?そこまで行かなくとも音楽の先生、 ヴォイストレーナーを育てられるか?無理です。僕が音楽の理論を知っているか?知りません。タブ譜から入ってしまったために基礎理論はわかりません。とい うことは僕自身のレべルが低いためそれ以上の人材が育てられるのか?無理です。ただ僕が行ったのは押し付けがましいことでしかなかった。現地に行くまでは自分が体ひとつでできるものがなかったから物を持って行くしかなかった。正直自信はなかったんですね。現地のことなんてわからないし・・・
何かがしたいじゃなくて、マスターに「何ができる?」聞かれたときに、そういえば・・・という自分の内面に正直腹が立った。色々自分でやってきたつもりだったのに、かじってばかりのうろ覚えの知識じゃ何も役に立たないし、自分の薄っぺらさに気づいた。


マスターがやりたいことっていうのは、空手を通して就職支援と秩序を与えることなんだなということがわかった。そして「ボランティア」っていうのは自分 ができることと自分ができることで実現したいこと、自分の内側ににある「志」のようなものがすべて一直線につながった状態でできることなんだと思った。そ れと相手方のニーズがマッチしていることなのかな?もっと言葉にしたかったんですが、これがベストです。そして自分自身がちゃんとした基盤をもっているこ と。それがボランティアをしていい条件なんだと思った。自分はまだまだダメですね・・・
そして初めて海外へ行き、今の日本を始めて外から眺めることができました。するとやはりすごい国に生まれたんだなと思った。それと同時になんか力を入れ るベクトルの方向もちがうんじゃねえの?とか思えてきた。マスターにも言われたけど「ここは質より量だよ?」といわれたときうすうす気づいた。日本にいれ ば何をやろうと買おうと「質」にこだわれるんですね。あっちでは通貨が弱い?ために貿易をするにもものを買うにも苦労します。日本にいるということは「上 を目指せる」ということなんですね。なんだってあるし、自分のやりたいことをかなえるのに十分すぎるほどの環境はあります。ただ何かしらの意思をもたない なら情報の量の多さに、世の中の流行、風潮?のようなものに淘汰されて自分を見失ってしまうことに気づいたんですね。十分成長した国だと思います。それが ゆえに「何がほしい?なにがしたい?」と聞かれたときに「さあ?」といってしまうんですね。そんな自分とフィリピンの人たちを比べるとなんか気概というか 勢いというか・・・そういうものが今の自分に足りないと気づいたんですね。空港のタクシー斡旋してるガードマン、アーケードの店員は金欲全開!!!とにか く買えといわれた、ディスカウントするからみたいな事を言っていたのを覚えている。どこまででも稼ごうという勢いを感じた。それとアーケードショップの店 員はほとんどが自分で店を構えて自分で商売をやっている。日本人はどこの組織に属しているかが重要なステータスになっていて自分自身がどれほどのことがで きるがはなおざりにされているようなきがした。出る杭は打たれるという言葉がフィリピンにはないんだな、そういう印象があり、自立的なところがうらやまし かった。

 

日本は充実しきった国をまだ充実させようとしている。なんかもういいだろう?って感じに思う。たとえば世界初の生ビールを飛行機内で飲める技術をどこか の航空会社が開発したというニュースを聞いたとき、僕は「別に地上のどっかの飲み放題の店で飲んでても生ビールは生ビールだろ?」というふうな考えの人間 だから。たぶん缶ビールと生ビールを別々にコップにいれてだされて、どっちが生でしょう?とかいわれたらわかんない。むしろエコノミークラスで酒飲んだら 隣の人に酒臭い息を振りまくからいらないだろう?とか思ってる。これはあくまで個人の意見ですよ。ただ僕個人はこう思うだけです。
ただビールを気圧の変化に対応させるにはものすごく技術は高いそうです。何年もかかって実現したそうです。JALは途中で開発を断念したそうです。それゆえに日本の技術、アイディアはすごいということを付け加えておきます。
それと今はスーパー堤防が問題になっています。200年に一度の大雨にも耐えれるとかいうものらしいですが、200年に一度なら確率的に考えたらそんな に気にすることはないと思うしそんな大掛かりな堤防でなくても防げると専門家もインタビューでいっていました。それとその雨の降水量はどんくらい?ていう ところを避けて議論が進んでますね。
だいぶ長く話がそれましたが、未だにステータスに固執している日本の間違った体質がよくわかるようになりました。マスターのところに行って。

 

マスターのすんでいる35ブロックは今書いたことなんてどうでもいいから、むしろそんなんにこだわっていたら生きていけない所。本当に必要なこと、意味のあることを見抜いてシンプルにシンプルに行かないと生活ができないところ。無駄がない!!!!
 
後マスターに「こんなところでボランティアしてないでまず親にボランティアしな」とかマスター語録を持ち帰ってきました。あっちでマスターに言われたことは本当にそのとおりなんですね。むしろマスターの名言集の方が僕にとって一番参考になったかもしれません。

後ははまち、へまち、へちま、はちま等々いろいろな爆笑フレーズも多々あり、忘れられない2週間になりました。またいくことができたらジェニーさんとシモネタ合戦がしたいです(笑)
今年一年は変化を求めた僕にとって十分な糧をフィリピンのプログラムでもらいました。
 
全然インターンになってなかったことに申し訳なく思います。
 
ぼらぷらの担当者の方、マスター、現地の子どもたち、ありがとうございました。



(3)今後、この経験をどのように活かしたいか


当面は青年海外協力隊に生かします。ただそれだけではもったいない気がしています。なんか生かそうとしなくても生きてくるんじゃないかという気のほうが強いです。
自他共栄!!!!!