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勇気付けられ、支援されたのは自分の方であったのかもしれません
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勇気付けられ、支援されたのは自分の方であったのかもしれません

2010年2月1日 5:51 PM

【総評】大満足 【プロフィール】 男性 / 大学生 / 京都府

(1)参加動機

混沌とした変化のない日常に苛立ち、刺激の少ない毎日を淡々とこなしていくだけの生活から逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。このままでは、自分の周辺 ですら愛せなくなるような漠然とした不安。自分の内部か発せられる救難信号に焦りを覚えていた記憶があります。大学で発達障害児に対して支援する勉強をし ていたことから、“海外という全くの非日常の世界で何か子ども達のために出来ることはないか”と思い立つまでにそれほど日はかかりませんでした。この想いが このツアーに参加した主な動機となります。

(2)参加した感想

ツアーを終えて、毎日のようにあの一週間を振り返っています。コトバのいらない笑顔だけのコミュニケーション。ゆっくりとした時間の流れ。その場にいるメ ンバーとの感情の共有経験。スライドショーのように脳裏によみがえり、とめどなく水の溢れる噴水のように途切れることはありません。それまで考えなかったことがつよく意識されるようになりました。空の青、星の数、風の匂い、太陽の歌。いつでもそこにあったのに、同じことの繰り返しの毎日の中では気がつかな かったもの。田畑で育った自分が、田畑の映る情景は「日常」であり愛せなかったように、いつでもそばにあるものに対しての愛情は気がつきにくいものなので はないかと思います。それは人に対する愛情も同じことなのではないでしょうか。それに気がつく人こそ、本当の意味で「感謝」の出来る人なのだと思います。

人間の成長について考えをめぐらすとき、感情の変化についての考察抜きに考えることは出来ません。このツアーは間違いなく自分を成長させた。では自分の成長とは一体なんだったのだろうかと考えなくてはいけないと思います。ヒトが集団生活の中でさまざまな葛藤を経て人間へと成長するのであれば、人間の成長と は喜怒哀楽を基盤とした感情の「経験」なのではないかと思います。恋愛観であれ、人生観であれそのアイデンティティーを手に入れるに至った感情の経験を人 間の成長と呼ぶのではないでしょうか。そして、濃密な感情であればあるほど、その経験を共有した人々を仲間と呼ぶのではないでしょうか。シャイなラフ族であれ、社交的なアカ族であれ、ヒトとして共通した感情の体験を共有できたという事実は自分のなかで生き続けるものだと信じています。山岳民族の抱える問題 は数多くあれど、彼らには彼らの幸せも数多くあるのだと気づかされました。本当の意味で勇気付けられ、支援されたのは自分の方であったのかもしれません。

(3)この経験をどう活かしたいか

発達障害を抱えるお子さんの中にはコトバを持たない方も多くおられます。こんなとき、タイや山岳民族の村で経験したノンバーバルな手段のコミュニケーショ ンが役立てられればと思っています。タイでの経験が自分の人生のなかでのアクセントになり、自分の周りにいてくれる人々に目を向けて生きていたいと強く思 うようになりました人に感謝したい。子ども達の笑顔が見たい。友達と楽しい時間を共有したい。愛すると共にいたい。人として当たり前の幸せを感じていたい し、与えていたいと願う気持ちでいっぱいです。