[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『私たちが2030年をつくる』

小論文

『私たちが2030年をつくる』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 2030年の社会を担っているのは他の誰でもなく自分自身である。誰一人取り残すことなく皆が幸せに暮らせる世界をつくるためには、誰しも心の中にある今さえよければいいという考えや自分や自分の周りさえ安全で幸せならいいという考えを勇気を持って変えていかなければならない。そのために、私ができることは以下の2つである。1つ目は、SDGsを学ぶ仲間を増やすことである。2つ目は、小さくても目標達成のためにできることを行動に移すことである。
 1つ目の学ぶ仲間を増やすというのは、SDGsの認知度を上げる必要性からである。私自身、17の目標のポスターや文言は見聞きしたことがあったが、この目標が立てられた背景や自分の生活とSDGsとの繋がりの深さは本研修を通して学んだ。未来の社会、世界をつくる担い手にまさか自分が含まれているとは思っていなかったのだ。私がこのような思考に至った理由の一つとして、自身の生活が比較的平和であることが関係していると考えられる。日頃、衣食住に不自由なく生活できている。正直、栄養不良に苦しむ子どもたちのことや安心して水を飲めない人々のことを思い出す機会はほとんどなかった。
 しかし、今は違う。温かいご飯を食べる時に、食料資源は限られていることや自分の少しの食べ残しで世界中の食料不足に苦しむ人々を救える可能性があることなどを考えるようになった。SDGsについて学んだからだ。まずは、この世界の現状を正しく知るだけでも、日々の生活における意識が変わるのだ。学校教育に携わっている私は、SDGsを子どもたちに広めていきたいと思う。世界には学校に通えない友達がいること、飢餓に困っている人がいることなど、まずは自分の知らない世界の現状を知って、SDGsの取り組みについて学ぶ姿勢を当たり前にしていく。
 2つ目の目標達成のためにできる行動をするというのは、思っているだけではなく実践していくことがSDGs達成の大きな一歩だと思うからだ。電気をつけっぱなしにしない、1日に使う水の量を減らすなど、すぐにできることはたくさんある。たったこれだけと感じることも、みんなで行えば大きな力になる。
 当たり前の生活を見直して、SDGsの担い手としてできることをみんなで実践していくことが必要である。みんなでSDGsを学び、身近なところから地球のためにできる小さな一歩を踏み出し、このSDGsのチームから取り残されないように取り組んでいく。
 

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