[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『これからの時代に欠かせないSDGs』

小論文

『これからの時代に欠かせないSDGs』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

これまで私はオンラインSDGs海外ボランティア研修での活動を進めていく中でSDGsとは何か、そしてこれからの社会で求められていくものは何なのかということについて学んできた。
その学びを踏まえ、私はこれからの時代、より一層SDGsの実現を目指していく必要があると考える。
そもそもSDGsは持続可能な世界を実現していくための17の目標が掲げられたものであり2030年までに達成することが目指されていた。誰も置き去りにしない社会を実現するためにそれぞれの国が努力しなければこの目標は達成することができない。
私たちが住む国日本は2019年に行われたSDGsの達成度ランキングにおいて、世界の中で15位にランクインされている。既に達成済みの分野は質の高い教育産業と技術革新であり課題となっているものはジェンダー平等、消費と生産、気候変動、パートナーシップとなっている。女性国会議員数が少ないことや男女間の収入した家事労働の男女での不平等がジェンダー平等での課題であり、再生エネルギー比率が低いことがエネルギーの課題となっている。そして電子機器廃棄物が多いことや窒素排出量の多い食料製品を輸入していることが消費と生産の課題であり二酸化炭素の排出量が多いことが気候変更の課題となっている。また過剰漁獲の点から海洋生態系の課題が上がっており、他にも絶滅危惧種の増加による陸上生態系の課題やODAが少ないことや金融セクターにおける透明性が低いことからパートナーシップの課題が挙げられている。
2020年度のSDGs達成度ランキングにおいては、日本は17位に入りしており、下降傾向にある。特に、経済格差や高齢者の貧困などの格差是正への取り組みが後退されていることが指摘されている。
さて、SDGsの目標達成に向けて避けては通れない課題が、新型コロナウイルスによる影響である。新型コロナウイルスの世界的流行は、保健分野にとどまらず経済・社会全体に影響を及ぼしている。だが、このような格差がさらに開いてしまった状況だからこそ、SDGsの目標を達成する必要性が明らかになっている。もし、SDGsの目標が達成された状況でコロナウイルスの流行が起きていたならば、ここまで深刻な格差社会や経済への影響は起こらなかっただろう。
安くてたくさんの物が買える世界は、とても住みやすい。だが、一方で、そのような世界の裏には、その仕組みを支える、安い賃金で働かされている人がいるのだ。その状況を知り、またこの事態の深刻さを知り、誰も置き去りにせず、みんなが安心して暮らせる世界にしていく必要がある。

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