[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『私とSDGsと世界』

小論文

『私とSDGsと世界』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

暗黒の宇宙の中に浮かび上がる青色の小さな地球を見つめる。その地球は、私と、多くの知らない人々と、そして全て命あるものとの共同の家である、ということを思い知らされるのである。小さく、脆く、弱い地球が、闇のただ中で静かに命について証されている。地球の中に生命を宿すことのできる環境があるはず、という確信はいつまで持つことができるだろうか。確信を持つためには、確信を信仰だけでなく、行動に移さなければならない日に私たちが既に来ているのである。地球の環境、その中にある命が破壊され、軽んじられてきた事実に目を向けなければならない日に、私たちが生きているのである。
その地球は今厳しい状況と向き合っている。新型コロナウイルス感染症がもたらした痛み、不安、絶望の状況であると言う人もいるだろう。しかしこのような厳しい状況を目の当たりにしてきた中、「都合の悪いことは全部コロナのせいにしていいのか」という問いも浮かび上がってきた。コロナだから、できないこと、うまくいかないことは当然あると思うが、コロナ時代より先に存在していた世界の問題や社会の課題もある、そしてこれらの問題と課題は、コロナ禍で改めて浮き彫りになったと言っても良いだろう。
既にSDGsの課題として提起されているように、世界規模で取り組まなければならない課題、世界のことを自分ゴトとして考える意識・習慣を身に着けたいという思いと共に、私自身が特に関心を持ち、これからも取り組みたい課題はSDGs第10項目の「人や国の不平等をなくす」である。コロナウイルスが発生する以前に日本の物流工場で働く技能実習生との出会いがきっかけで、これらと関連の課題に関心を持つようになった。私は14年前に中国人留学生として日本に渡り、その当時、日本人学生と同じようにアルバイトをし、同じ給料をもらっていた。それが当たり前のことで、小さな幸せでもあった。しかし、近年、日本社会では少子高齢化が進行するにつれ、労働力が足りないという深刻な問題は発生している。働き手不足を改善するため、技能実習生制度を利用し、外国人労働者を雇い、それが悪いことではないはずであるが、出会った技能実習生の話によれば、「低い賃金で雇われている」「長時間の重労働をさせられている」、「病気にかかったら、切り捨てられる」という技能実習制度の闇の部分について知った。私たちの世界や社会の成長を支えているのは、富や富を持つ人だけではなく、より小さく、弱い存在でありながらも、地球を愛し、見えないところで力を尽くし頑張っている全ての命である。そのような小さな命を持つ者の人権や自由、生活を守らなければ、社会や世界、地球が守られているとは到底言えない。
私は、地球人として、また社会人として、極端な格差や人権の損害といった問題に目を逸らさず、立場の弱い貧しい人、とりわけ外国人労働者の尊厳、人間性にそなわる価値を創り出し、その人権と生活環境を整える制度の改善を願い、様々な人と問題を共有し協力しあって、より良い社会・世界・地球を創り、命あるものを守り抜きたいと願っている。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい

受講後の気持ち

一生モノの学びになった!
視野が広がった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!

研修を受講した理由を教えて下さい

SDGsに興味を持っているため
コロナで海外ボランティアに参加できないため

研修を受講した感想は?

たくさんの気づきを与えられ、SDGs課題の大切さを知りました。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

世界の課題を自分ゴトとして考える意識・習慣を身に着けたいと思います。そして授業や人との関わりの中で、世界の課題を分かち合いつつ、SDGsを広げていきたいと思います。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

小さな種に、大きな命が宿っています。一緒に未来に種を蒔いていきましょう。

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

ウィズコロナという困難の時代に、世界を良い方向へと導くために、世界の厳しい現状をはじめ、地球人として私たちが取り組まなければならない大切な課題を教えてくれるSDGs研修のご提供をありがとうございました。研修を通して、伝えることの大切さを実感しました。これからも、より多くの人が仲間になってくれるよう願い、一緒にSDGsを広げてまいりましょう。

ふきだし

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