[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『伝えることで大きな貢献に』

小論文

『伝えることで大きな貢献に』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 世界では、男女の不平等な扱いが問題になっている。それは日本も例外ではない。SDGsの解決目標にも「ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」とあり、世界的にこの問題は解決しなければならない重大なことだといえる。日本においても男女格差はいまだに残っているといえる。SDGsの解決目標は相関性があり、ジェンダー平等が達成されれば、女児が教育を受ける機会が増え、女性の労働環境も改善されることにつながり、SDGsの達成につながっていく。では、この問題に自分自身はどう貢献できるのだろうか。私は、まず現在の状況を正確に知って、普段の生活の中で意識し、さらに人に伝えることが貢献につながると考える。
 私がこのように考えた理由は、私自身がジェンダー問題に対する関心はあったものの知識はなく、当事者意識がなかったからだ。ジェンダー問題を学び始めていくと自分の周りだけでもジェンダー問題は存在していることに気づいた。さらに世界に目を向けると現状をより詳しく知った。各国が行っている取り組みについても知ることができた。EUは先進国が多く加盟しており、各国のジェンダーギャップ指数も高く世界上位に入っている。5か年計画や女性憲章を採択し、男女平等を目指していることが理由だと考えられる。一方、途上国のアフリカの国々では教育水準が低いうえに、女児の就学率は男児と比べて低くなっている。この原因として暴力や体罰の可能性、女性教員の不足が挙げられている。しかし、世界中の組織や団体の支援によって、その格差は小さくなっている。女児の教育機会の欠如による生涯生産性と生涯所得の損失は15兆ドル〜30兆ドルにものぼるとされる。中等教育を受けた女性は、平均すると教育を受けていない女性のほぼ2倍の収入を得ているとされており、女児の教育機会を促進することは重要な意味を持つことが分かる。
 日本のジェンダーギャップ指数は総合的にみると低く、世界では121位となっている。私はこの結果は納得がいくものだと思った。日本はいまだに家事や育児をする女性が多くいて、非正規雇用の女性の数は男性の数に比べると大きく差があるからだ。最近ではマタハラという言葉も聞かれ始めている。出産や育児の理解の欠如から生まれるものだと私は思う。さらに、近年LGBTへの関心も高まっているが、世界のほかの国と比べると、まだ人々の知識や理解は浅く、生活に悩んでいる人もいると考えられる。オーストラリアでは2017年に同性婚が合法化された。日本でも多くの人が関心を持つことでLGBTの人々が過ごしやすくなる社会を作っていくことができると考えられる。
 私たち日本人は、女性と男性はこういうものだという概念にとらわれて過ごしてきた。SDGsにジェンダー平等の目標が掲げられて人々の関心が高まり、より良い社会へと進んでいるといえる。映画や本で男女問題やLGBT問題について触れる作品も増えたことで、人々がどのように苦しんでいるのか知って考える機会も増えた。この大きな問題に対してできることは小さなことかもしれない。しかし、現状を知ってそれを伝えることで、より多くの人が関心を持っていくといえる。知る中で得た情報をもとに社会活動に参加することで1ステップ上の貢献もしていくことができる。私とSDGsと世界は常につながっているという意識をもって日々を過ごしていきたい。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

満足 4つ星評価

受講前の気持ち

コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、子どもたちと交流がしたい

受講後の気持ち

勉強になった!
SDGsについて行動したくなった!
LIVEボランティアが楽しかった!

研修を受講した理由を教えて下さい

SDGsに興味があり、もっと詳しく学びたいと思ったから。また、コロナ禍でボランティア活動ができないため、何かしたいと思っていたから。

研修を受講した感想は?

SDGsという言葉しか知らなかったのですが、参加してSDGsについて詳しく学ぶことができました。目標達成のために、自分事化して私にできることを続けていこうと思います。LIVEアクティビティを通じてカンボジアの子供たちと関わることもできてよかったです。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

SDGsに取り組んでいる企業があることを知ったので就活の際の参考にしたいです。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

楽しくより深くSDGsについて学ぶことができるのでお勧めです!

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

今回はこのような研修機会を設けてくださってありがとうございました。LIVEアクティビティの際はスタッフの方にアドバイスをいただいたり、現地パートナーの方に準備をしていただいたおかげでスムーズに進めることができました。充実した研修内容で、海外に行けるようになったら、ぼらぷらのプログラムに参加したいと思います。

ふきだし

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