[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『私とSDGsと世界』

小論文

『私とSDGsと世界』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 『誰も置き去りにしない。』これは「SDGs」が目指す世界の姿である。私はこれまでに、海外ボランティア等をはじめ、いくつかの教育現場を見てきた。日本と海外の教育の違いに圧倒され、文化の違いとして受け入れていた。しかし、決して「文化」という言葉で片付けてはいけないものなのだと、気付かされた。教員として未来を担う子どもたちへ、そして誰も置き去りにしない世界へと繋げていく。
 第一に、質の高い教育を与えることである。今年度から「主体的に学習に向かう姿勢」という評価基準が設けられた。学びたいことを自分で決めて学んでいくのだが、これがなかなか難しい。大学生の頃、「日米比較教育研修」に参加した。9年前のアメリカは、すでにオンラインを駆使して、学校同士が交流していたり、教授の話を聞くことができたりしていた。学びたいことが選択できるようだった。一方で、青空の下で、鶏と一緒に授業を受けるカンボジア。一人ひとりに教科書はなく、教育の義務もない状態である。しかし、生きるために一生懸命に学ぼうとする姿勢には心が動かされた。教育の技術や技能が高まれば、学びたいことの選択肢が増えてくるのは確かだが、カンボジアのように学びたいのに学べない子どもたちがいる現状も知り、教員の確保や質の高い教育を与えるために、まずは助けることのできる私たちが村に行き続けたい。また、教具は国によって大きな差がある。あるのもを使いこなして、子どもたちの興味・関心のある事柄を取り入れ、主体的に学ぶ児童を育成していく。
 第二に、自分にできることを探すことである。子どもたちは「地球温暖化」という言葉をよく知っている。風力発電、太陽光発電、バイオマス発電など、再生可能エネルギーについて学習し、魚の減少が生活排水によるものだと知り、洗い物をする時は汚れの少ないものから洗う、ひどい油汚れは新聞等で拭き取ってから洗うとよいことも学習した。結果、世界中が再生可能エネルギーで補うことができれば、世界は間違いなくクリーンになる。大きなことはできないけれど、自分たちにできることは何かを考えさせることが大切だ。節電、節水、自転車で移動、エコバック、給食の完食…小さなことでもこれが毎日、10年と続いたら大きなものとなる。できることを探して、子どもと一緒に取り組んでいく。
 第三に、誰にでも平等に与えられる社会保障を整えるべきだ。日本は「国民健康保険制度」や「生活保護制度」がある。私たちは税金を支払っているため、保険証を出せば、医療費が3割負担となる。しかし、つい最近残念なことがあった。昨年末にぼらぷらでお世話になっていた小学校のヒムさんが突然死したとの連絡が入った。ヒムさんは警察官やツアーガイドを経験し、最近では大学院に通っていた。ヒムさんが亡くなってから、家族はいきなり窮困状態になってしまったという。3人の子どもたちが学校を辞めて働こうとしていると聞いた。この時に、社会制度があまりにも整っていないことに衝撃を受けた。あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進させるために、ある程度までは世界共通で保障があるべきだ。
 2030年まで、残り9年である。このコロナ禍の今、世界中で手を取り合い、協力し合っているのを嬉しく思う。よりよくしたいと願えば、必ず世界は変えられる。誰も置き去りにしないために、SDGsについて正しい知識を身につけると共に、自分たちにできることをコツコツと取り組み、未来を担う子どもたちと一緒に世界へと繋げていく所存である。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

SDGsについて学びたい、子どもたちと交流がしたい

受講後の気持ち

勉強になった!
LIVEボランティアが楽しかった!

研修を受講した理由を教えて下さい

冬休み、出かけることができないので、今のうちに。
また、研修を受けることで、一部が現地に寄付できるので。

研修を受講した感想は?

最近テレビでも多く取り上げられるようになってきたSDGsへの理解が深められた。冬休みに時間があったので有効に使えてよかった。特に楽しみにしてたカンボジアの子どもたちとのLIVEアクティビティがやっと会えて嬉しい気持ちになった。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

SDGsの理解を深められたことで、身の回りでできそうなことも見つけられるようになった。学校の授業内でも積極的に取り上げて行きたい。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

勉強になります!

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

子どもたちと関わる機会をつくってくださり、ありがとうございます。
また早く、子どもたちに会いたいです。

ふきだし

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