[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『SDGsと理想の社会』

小論文

『SDGsと理想の社会』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 理想の社会とはいったいどのようなものだろうか。私が考える理想の社会は「国籍、性別、年齢、人種、障がいの有無に関係なく、誰一人取り残さずに安心・安全な暮らしができる社会」である。私が考える理想の社会はSDGs17の目標と結びついている。しかし、新型コロナウイルスの世界的流行も影響し、SDGsが掲げている目標には程遠い状況となっている。特に「質の高い教育をみんなに(目標4)」「人や国の不平等をなくそう(目標10)」に対しては、重要な課題だと考えている。
 なぜならSDGs17の目標の中で重要な課題だと挙げた2つの目標は、重点的に取り組むことで他の目標にも良い影響を与えると考えたからである。個々の目標は相互に独立しているものではなく、総合的に取り組むことが必要だ。その中でも2つの目標は多面的な相関関係を有していると考える。例えば質の高い教育を提供しなければ貧困や飢餓ゼロを達成することはできない。また人や国の不平等をなくさなければ平和と公正、パートナーシップで目標を達成することはできないなどの相関関係がある。
 では2つの目標を「自分ゴト化」した時に貢献できることとしてどのようなものがあるだろうか。
 まず「質の高い教育をみんなに(目標4)」については、ボランティア活動や寄付活動への参加が世界における教育の現状を知るという点でも貢献できることではないかと考える。私自身高校3年生の時にフィリピンのセブ島での貧困層の子どもたちを支援するボランティア活動に参加したことがある。そこで家庭での労働に従事していることやお金がないことが原因で学校に通えずに教育の機会を失っている子どもたちと会った。そこで感じたことは、日本での当たり前は世界では当たり前でないことである。ボランティア活動に参加しなければ私たちが教育を受けられている現状がいかに恵まれていることかを実感せずに過ごしていたと思う。そのためボランティア活動や寄付活動などの支援を通して、日本のみならず世界における教育の問題や課題、現在の状況について理解し、意識して行動することにつながると私は考える。
 次に「人や国の不平等をなくそう(目標10)」については、それぞれの個性や違いを理解し合うことが貢献できる第一歩として挙げられるのではないかと考える。差別的意識や不平等はステレオタイプが原因として挙げられ、そのステレオタイプをなくすには様々な人種や国の人々との関わりを持つことが重要だと考える。私が初めて異文化交流をしたのは高校2年生の時のニュージーランドの修学旅行だった。そこではマオリ族といわれる刺青や独特な彫刻、ハカと呼ばれる踊りなどの特徴的な文化をもつ先住民族と交流した。交流する以前はマオリ族を写真などでしか見たことがなく、「怖い」という印象があったが、実際にマオリ族と異文化交流を通して新しい気付きや価値観に出会えた。また人権や環境、貧困などで苦しんでいる発展途上国を支援するためにも公正で公平な貿易の実現のためにフェアトレード商品を積極的に購入することも差別的意識や不平等の是正に貢献できることである。
 このように質の高い教育を行うことや人や国の不平等をなくすためには、SDGsの現状や課題を理解し、全ての人が同じ地球上に住んでいる運命共同体として考えなければいけない。私はこのオンライン研修を通じて、私とSDGsと世界というのは密接につながっていることを知った。私が理想とする社会というのはSDGs17の目標の中にあり、世界の国々が協力することで誰一人取り残さない社会を実現できるだろう。そのためにも私たち一人一人が意識して行動することが世界を変えることへつながることを心掛けるべきである。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

SDGsについて学びたい

受講後の気持ち

一生モノの学びになった!

研修を受講した理由を教えて下さい

 きっかけとなったのはテレビ番組などを見て、SDGsについて世界共通の目標として17の目標が掲げられていることを知ったことです。それと共に、現在の私たちの生活によって、未来の地球環境や社会、経済を壊してはいけないことを強く認識することができ、SDGsが目指す持続可能な開発の為には、まず私たちが関心を持ち、「知る」ことが大切なのではないかと思い、私もSDGsについての知識を身につけたいと思い申込みました。

研修を受講した感想は?

 今回オンラインSDGs研修を通して、SDGsの基礎知識から現状や課題についても学ぶことができ、生活の身近なことからSDGsについて意識するようになりました。オンライン研修に参加する以前はテレビでしかSDGsについて触れる機会がなく、SDGsの取り組みは一部の国や企業などしか実施しておらず、私たちができることはないだろうと漠然と考えていました。しかし、自分ゴト化をしたときに身近な行動からSDGsに影響を与えるものがあることを実感し、自分の行動に責任を持つことができました。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

 今回オンライン研修を通して、SDGsを様々な人に広める活動を行っていきたいと思っています。また大学の卒業論文や企業選びに際しても今回学んだことを役立てていきたいと思います。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

新たな気づきや価値観の変化を実感する研修になっており、後悔のない経験になると思います。

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