[ぼらぷらSDGs小論文]

わたしのSDGsアクション

『Black Lives Matter』

小論文

『Black Lives Matter』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

特進1-2 19番 山原直生
Black Lives Matter(BLM) 2020年この言葉が世界で大きな反響を呼んだ。
 2020年5月アメリカのミネソタ州ミネアポリスでアフリカ系アメリカ人の男性が白人の警察官に首を圧迫されて死亡した。この事件がきっかけでBLMは世界に知れ渡ることになった。世界中で黒人が差別される傾向にあるなかで、黒人が輝く世界はあるのかということを考えてみた。
 一つ目にラップが黒人の輝くことのできる場だと私は考える。ラップとは、音楽手法の一つで主にバックビートに言葉を乗せて唱えられるものである。ラップは貧困層だったアフリカ系アメリカ人が始めたもので、もともとは黒人が始めたものである。黒人が輝くために生まれたラップは今では全世界に愛されている。2021年現在、全世界で有名なラッパーにSnoop. Dogg ,Kanye West,Travis Scottなどが挙げられる。彼らは全員黒人であり、黒人ならではの音楽性で人気を博している。私は音楽にはとても大きい力を秘めていると思う。生まれた地域や肌の色、言語が異なっていても世界中の人々が音楽について語り合うことができる。私は黒人にしか出せない色で輝くことを願っている。
 二つ目にスポーツだと私は考える。以前、私がサッカーの試合を観戦しているときに選手が着ているユニフォームを見ると、背中にBlack Lives Matterの文字が書いてあった。本来、自分の名前をいれるはずの場所にBLMの文字をいれることで敬意を表している。また、キックオフの直前に選手たちが片膝をついて人種差別反対の意思を示す行為を行った。世界中で大人気のスポーツが先頭に立って意思表示を行ったことでその意思は広がり、私が望んでいる、黒人が輝く世界に少しずつ近づいていると思う。
 なぜ黒人が差別されるのかは誰もわからない。誰かが始めた何の意味もない差別が世界を取り巻く大きな問題となっている。Black Lives Matter (黒人の命は大切だ)一つの命の重さは自分自身が一番よく分かっているはずだ。だからこそ黒人も一人の人間として考えることが大切だと思う。また、自分に置き換えてこの問題を真剣に取り組むことで世界が明るくなると思う。地球の主人公は人間である。

前へ  |  次へ

一覧に戻る