[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『食品ロス』

小論文

『食品ロス』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

私のテーマは「食品ロスを削減しよう」だ。このテーマにしたきっかけは、ACジャパンの「おむすびころりん一億個」という広告をたまたま目にしたことがあり、SDGsにつながるのではないかと考えたからである。この広告自体には賛否両論あるようだが、実際に食品ロスを減らすことは、間接的にSDGs目標の1・2・12番などに関連すると考えられる。
そもそも食品ロス(フードロスとも言う)とは何か、そしてどれほどなのか。消費者庁によると「食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。日本では、年間2,531万トン(※)の食品廃棄物等が出されています。このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は600万トン(※)。これは、世界中で飢餓に苦し人々に向けた世界の食料援助量(2019年で年間約420万トン)の1.4倍に相当します。また、食品ロスを国民一人当たりに換算すると"お茶碗約1杯分(約130g)の食べもの"が毎日捨てられていることになるのです。※農林水産省および環境省「平成30年度推計」」と言うことだ。家庭での食品ロスの原因として主なものは三つある。一つめは食べ残しだ。作ったり買ったりしたは良いものの、食べ切れすに捨ててしまう。おそらく誰しも経験したことがあるのではないだろうか。二つめは賞味期限切れなどを原因に手付かずのまま捨てられる、所謂「直接廃棄」と呼ばれるものだ。賞味期限は、その期限内では品質が保たれ美味しく食べることができる期限を示すもので、過ぎたからと言ってすぐに食べられるわけではないが、勘違いして期限を過ぎると捨ててしまう人も少なくないだろう。三つめは、不可食部分を除去する際に過剰に除去された過食部分などで、所謂「過剰除去」と呼ばれるものだ。では、食品ロスを削減するにはどうすれば良いのか。まずは、家庭でも企業でも基本的な考えとして、必要最低限だけ生産・購入する意識が必要だろう。必要以上に作られたものはそれだけ食品ロスにつながると考えられる。また、食べられなくなる前に、対処することも重要だ。食料が不足している地域に配送する事業などを活用して、必要としている人の元へ届けられる。また、食品ロスを利用した商品を作る事業もある。例として、食べ物の色素を使って衣服を染めたり、文房具を作ったり、子ども向け玩具の開発などがある。食べられないにしても、ただ無駄にするだけにはしない。このようにして食品ロスを減らしていきたいと考えている。今現在の食生活が、この先も変わらず続けられるように、今ある食材の使い方について改めて興味関心を持ち考えることが改善の一歩につながるのではないかと考える。またこの食品ロスに関わらず、SDGsに関連する全てのことにも同じことが言えるのではないかと思う。一つ一つの行動が数年後の世界を形作るものとして何をすべきなのかと言うことを考えていきたい。

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