[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『私とSDGsと世界』

小論文

『私とSDGsと世界』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)


私は今回ぼらぷら及びHOYU PRIDEを通してSDGsの目標の2番である「飢餓をゼロに」は私たちの取り組み方によっては大きく改善すると考えました。
この考えに至った理由としてとある矛盾が挙げられます。まずSDGs2番の内容についてですが目標2を構成する8個のターゲットのうちの2.1「2030年までに、飢餓を撲滅し、すべての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする。」というものがあります。今現在地球には飢えに苦しむ人々が8億人いるとの報告(参照:2018年度版「世界の食料安全保障と栄養の現状」報告書)がされていますから、ターゲット2.1はこの8億人の人々に食料を、ということを意味しています。一見するとこれは到底なしえない、理想を説いただけにしか思えないですが本当にそうでしょうか。いや、そうではないと考えます。なぜなら今世界には食料が有り余っているからです。日本では年間612万トンのまだ食べられる食品が廃棄されています。これを食品ロスと呼びます。国民1人あたりに換算すると毎日お茶碗1杯分の食料を廃棄していることになります。世界では年間13億トンなのだそうです。(参照:農林水産省ホームページ)つまり、世界には8億人の飢餓に苦しむ人がいる中で年間13億トンの食料が廃棄されているのです。これは矛盾しているでしょう。これを言い換えると余った食料を飢餓に苦しむ人々に届けるシステムが上手く機能していないということになります。現状、フードバンクやNPO,NGOなどの食料を届けるシステムは存在していますがそれでも多くが廃棄されています。ではどうしたらより多くの食品を届けられるでしょうか。たとえば、家で余った食料を寄付することでクーポンや何かお得な特典がもらえたら多くの人が廃棄することをやめるのではないでしょうか。ほとんどの人が食料を捨てる時に罪悪感を抱いてるはずです。そんなことするくらいなら寄付して特典をもらったほうが自分にとっても利得があります。そうすることによって飢餓に苦しむ人々にはこれまで以上に多くの食料が届けられ私たちも得をすることができる、双方にとってメリットがあります。
私は以前までSDGsの目標はどれもスケールが大きすぎて達成は困難だろうと思っていました。しかし今回の学習を経てSDGsの2番の目標は少しの工夫で大きく改善ができるのではと感じました。ほかの目標がどうであるかはわからないところはありますが少なくとも2番のように改善の余地があるのではないでしょうか。これから先、そういったささやかな工夫の積み重ねでSDGsが達成されていけばと願っています。






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