[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『経済成長のためにできること』

小論文

『経済成長のためにできること』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

世界には様々なSDGsの問題がありますが、今回私が考えたSDGsの問題は8番の「働きがいも 経済成長も」、9番の「産業と技術革新の基盤をつくろう」です。
現在日本ではアルバイトなどの非正規雇用の割合が増え、正規雇用が減り続けています。この原因はAIの発達によるものだと思いました。AIは近年注目され始め、今は無人コンビニなどが出来るくらいAIに我々は頼っています。しかし、このままAIに頼っていては今ある仕事がどんどん減り続けてしまいます。
 AIの発達は止めることが出来ないし、止めてしまっては人類の進歩につながりません。では、私たちはどうすれば良いのでしょうか。
 私は都心だけでなく、過疎地域への就職の機会を増やすことが大事だと考えました。理由は、朝の通学、通勤時間帯に電車に乗ると都心方面に仕事へ向かう人の方が都心でない所へ仕事に向かう人よりもとても多かったからです。仕事をしない人の中には混んでる電車が嫌い、乗れないという人も多いと思います。過疎地域への就職を増やすためには、過疎地域の魅力を知ってもらい、過疎地域に人を集めなければなりません。どのように魅力を知ってもらえば良いか、そう考えていく中で神奈川県にある三浦市を見つけました。
 三浦市は都心である品川駅から約1時間という短い時間で行くことができ、海も綺麗で魚などの食べ物も豊富なのに神奈川県の市で唯一の「消滅可能都市」です。「消滅可能都市」とは2010年から2040年にかけて20〜39歳の若年女性人口が5割以下に減少すると予想される自治体のことです。私はこの三浦市をうまく活用し、就職の機会を増やそうと考えました。
 三浦市を活性化するためには、〈商業の発達〉と〈景観保全〉をすれば良いと思いました。三浦市にあるコンビニの数は4キロ平方メートルあたり1店舗です。これは東京都品川区と比べたら28分の1ということになります。近くにコンビニがないとご飯なども買えないし、必需品が無くなったときにも買いに行けずに不便です。コンビニの数を増やし、〈商業の発達〉を促進することで人々が仕事をしやすくなると思います。
 また三浦市は海がとても綺麗なのに、電線がたくさんありせっかくの海が綺麗に見えません。世界では今電線の地中化が進んでいます。ですが日本では都心のごく一部の地域でしか電線の地中化は進んでいません。電線の地中化をし、〈景観保全〉をすることでSNSでの三浦市の宣伝効果を期待することができ、人が集まると思います。
 この二つのことをすれば三浦市にはもっと人が集まり、活性化すると考えました。
 正規雇用を増やすためには三浦市のような過疎地域の魅力を生かし、欠点を長所にすることが大切です。そうしたことをどんどん広めていき、世界へ発信していけば、SDGsの8番と9番の問題は解決すると考えました。
 

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