[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『就職』

小論文

『就職』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

就職
国公立コース1年3組 27番 須田 沙絵子

私は今回「ジェンダー平等を実現しよう」というテーマでSDGsのことを考えた。この目標は1番私たちの身近な存在ではないかと思う。例えばいつも通学で使っているであろう電車だが電車には一般車両と「女性専用車両」がある。もともとこの女性専用車両は女性への痴漢を削減することを目的として作られた。しかし、女性専用車両の存在によって「男性は痴漢されない」というイメージが日本についてしまったと思う。だからといって女性専用車両を無くせば痴漢が増加するかもしれない。だから私は性別の格差をなくし平等にしながらも社会の問題にどうやって立ち向かっていくのか考えたい。「世界男女平等ランキング」を見てみる。1位はアイスランド、2位はフィンランド、3位はノルウェーとスカンディナヴィア半島に集中しているのがわかる。それと比べて日本はどうだろうか。日本はなんと120位と順位がとても低い。G7の中では圧倒的最下位である。なぜこんなにも差があるのだろうか。1つの原因として挙げられるのが教育・就職だ。「令和2年版 男女共同参画白書」によると男子の大学進学率が56.6%なのに対し、女子は50.7%。また男子の大学院進学率は14.3%に対し、女子は5.5%である。先進国の中で、修士課程で女性の方が少ないのは日本とトルコだけである。また女子の理系学部への進学率が低いこともわかっている。これらのデータから女性は理数系の教育を受けられていないことがわかる。就職において、有利なのは理系の人だとされている。なぜなら理系関係の仕事が多いからだ。つまり女性より理系科目の教育を受けることができている男性の方が有利ということになる。しかし女性は理系科目の教育が受けられていないため、就職が難しくなり結果として女性は差別されていると思ってしまう。そこで私は教育を変えるのではなくその後の就職において自分に合った職を探すのが大切だと考えた。就職できないのはその会社が自分には合っていないからだろうと私は推測した。そこで私は就職相談施設を設けたい。それを設置することによってより相手にあった職を探すことができる。しかし今でも「ハローワーク」という就職先を相談するようなところがある。そこでハローワークとの違いを生むために「教育を受けることができる」といった制度を設けようと思う。自分に合った就職先を見つけ、そこでより有利・安定して働けるように私は就職者を補助したいと考えた。これからの社会では女性の進出によりジェンダー平等の目標達成により近づけると考えた。そこで私は就職者を補助する施設を設けることを提案する。

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