[ぼらぷらSDGs小論文]

紹介割コードin676934b46
わたしのSDGsアクション

『災害と生きる私達』

小論文

『災害と生きる私達』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 私達の身の回りでは様々な災害が起こっている。特に最近被害が多いのは自然災害である。自然災害は、台風や地震、森林火災などがあるが、日本では最近台風の被害が目立ってきているので台風に着目してみた。最初に台風の被害をなくすには台風を無くせば良いのではないかと考えた。そこで調べてみると、台風の勢力を抑える研究がされているが完全に無くすというのは今の段階では可能でない。やはり私達が出来ることとしては対策を考え実行することが1番の対策だと考えた。そこで私は自分達や地域の自治体、政府ができる対策として、暴風や洪水に強い台風対策の街づくりができると考えた。その主な対策として、電柱を無くして代わりに植樹をしたり、河道掘削をし川の水位を下げる、また住宅を鉄筋コンクリートにするなどが挙げられる。
 
 まず、電柱を無くすという対策とは具体的に言うと、今街中にある電柱を無くしそこに植樹をして電線を地下に通すというものだ。無電柱化は今徐々に行われているが、そこに植樹をすればさらにメリットが生まれると考えた。そのメリットは主に風を遮ったり、二酸化炭素を吸収するといったもので、これは台風の勢力が増した原因の一つである温暖化対策にもつながる。
 次に河道掘削をし川の水位を下げるという対策は、これもすでに福島県の阿武隈川で行われているが、これに加え、水位を下げたところに空間を作り水が溢れそうになったらその空間に水を流して洪水を防ぐというものだ。そうすれば普通に河道掘削するより水が溢れる可能性がより無くなると考えた。似たようなもので、東京に首都圏外郭放水路というものがある。これにより東京では洪水が起こらなくなった。これと同じようにすればより効果的である。
 最後に、住宅を鉄筋コンクリートにするという対策は主に、家を鉄筋コンクリートにしてトタン屋根や瓦を使用しないというもの。強風に弱い飛ばされやすい瓦やトタン屋根を無くせば家屋の破損などに繋がらなくなり、街中にもそのようなものが散乱しないと考えた。台風19号を例に見てみると、住宅被害で最も多いのが一部破損である。つまり、屋根などが破損する例が最も多い。だから鉄筋コンクリートかつ瓦やトタン屋根など強風で飛ばされやすい素材を使わないことが被害を抑えられるのである。

近年、様々な自然災害が勢力を拡大していく中で私たちはその根源を無くすことは出来ないから災害と生きるために対策をしていかなければならない。そこで私たちが出来ることとして自分たちの街が災害に強い街を作っていくことが大切である。自分達が住んでいる街が災害に強ければ安心して暮らせると思う。

前へ  |  次へ

一覧に戻る