[ぼらぷらSDGs小論文]

紹介割コードin67753e534
わたしのSDGsアクション

『人種差別』

小論文

『人種差別』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

私は人を色と言語で差別するのはおかしいと考えます。人を判別するのに色と言葉はそんなにも重要なのでしょうか。
 私がおかしいと思った理由は日本人に限らずのことですが人はそれぞれ好きな色や母国語とする言語、学びたいと思っている言語があるはずなのに肌の色や母国語とする言語だけが違うからと言ってすぐにその人を批判の目で見るのは疑問に思ったからです。実際、世界には6900ほどの言語があり、4つに分類された人種が存在しているのです。この地球をより良くしようとSDGsを目指しているのに人種差別があり人種によっては不公平な扱いをうけてしまっているのにそのままでいいわけがありません。
 まず、肌の色に注目して人を見てみます。日本で日本人は黒人のことを自分とは違う生き物を見ているような目で見る人がいまだに多くいるのが現実です。しかし、世界における日本人の割合は2パーセントにも満たないのに対して、黒人と呼ばれる人は12パーセントも占めています。このデータから考えると日本人は黒人を珍しい人のように考えている人が多いですが、世界で見ると日本人のほうが珍しい人種なのです。私たちはたまたま周りに同じ日本人がいるだけで黒人を差別してしまっています。もし、黒人が多くいる中に日本人のあなたが一人ぽつんとおかれたら自分は周りと違う人なのだと考えざるを得ないでしょう。そして、日本人だからと言って悪口や陰口を言われたり、不利な状況に置かれたら悲しくなったり自分が日本人であること自体が嫌になってしまいますよね。この例に挙げたようなことをしている人がこの世界にはまだまだいるのです。次に、言語にも注目してみます。日本人は日本語を母国語とする人がほとんどだと思います。しかし、私たちは中学校に入ってからは英語の勉強をはじめます。私たちも母国語ではない言語を勉強しているのに言語で差別する人を私は理解できません。
このように、人種差別は差別をする人の根拠のない理由から起こってしまっています。ですので、人を色と言語で差別することはおかしいことであり、恥ずかしいことととらえることもできます。
世界の人種差別がなくなるために私たち一人一人ができることは、人を外見や第一印象だけで判断をするのはやめて自分と違う見た目に心の壁を作らずに何でもまずは受け入れてみる広い心を持つことだと考えました。自分の心は自分だけで変えることができるものだと思います。みなさんの心で世界をより良いものに変えていきませんか。

前へ  |  次へ

一覧に戻る