[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『快適な登下校を』

小論文

『快適な登下校を』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

私はSDGsと身近な問題についてを繋げて考えました。身近な問題を考えた時に毎朝通学の時に乗る満員電車があがりました。今現在、毎朝学生やサラリーマンの方などとても多くの人が通勤通学に電車を使っています。そのためまた多くの人がその満員電車に苦しんでいます。そしてそのような人たちは世界中にいます。事実、コロナ禍前の横須賀線や東海道線などの電車の朝7:00〜9:00の混雑率を調べると100%を超え200%近くまでになっています。私はこうなる原因として企業、官公庁が都市部に集まることから多くの人が働くためにその周辺に住むため、移動手段として電車を必要として通勤ラッシュが起こると思います。そしてその満員電車で解決することとSDGsがつながってくると思います。私はこの満員電車の問題を解決するためにテレワークを促進させることが良いと考えました。
 満員電車が都市部への人口の集中によるものかについて首都圏人口の伸びと鉄道利用者数の関係を調べると年々首都圏の人口が増えるとともに鉄道利用者数も増えていることが分かりました。このことから満員電車の原因として首都圏の人口増加と密接に関わっているということです。そして首都圏に人口が集中しているということは逆に人口が少ない過疎地域もあるということです。過疎地域では人が少ないために経済がまわらなく電車の廃線、商店・スーパーの閉鎖などで地域住民の生活水準の維持が出来なくなっているところもあります。そのため満員電車を解決することがこの過疎地域を解決することにもつながります。他にも満員電車は感染症拡大にも関わってくることがわかっています。先程の過疎地域の問題を解決すること、満員電車を解決して快適な通勤・通学にすることはSDGsの11番の「住み続けられるまちづくりを」につながってくると思います。そしてこの満員電車の問題を解決するためにテレワークを促進することがいいと思います。コロナ禍の朝の電車の混雑率を調べると100%近くと大幅に下がっていました。これは会社や学校でテレワークが多く使われた結果です。事実コロナ禍の東京都のテレワークの使用率は50%近くにまで上がっています。テレワークが進むことにより通勤する必要がなくなり朝の混雑率が減少、そして勤務場所に制限が無くなりより自由に働けて、都市部にいかなくても地方からテレワークで仕事ができるようになると思います。このことで都市部と地方の人口の差が小さくなっていくと私は考えました。しかしテレワークに適した仕事がないという理由などでテレワークを導入しない会社も多くあります。そのためテレワークを促進するためにテレワークでできる仕事と対面でしかできない仕事の線引きを考え積極的にテレワークを導入していくこと、インターネットに簡単に接続できる環境を会社・自治体単位でサポートしていくことが必要です。どこからでもテレワークができるようなインターネット環境が整備されれば、今会社に行ってしなければいけない仕事を海外からすることもできるようになって多くの人が世界に目を向けて日本と外国の繋がりがより強くなるかもしれません。また私達高校生にできることは今のうちに基礎的なITやofficeアプリなどの技術を身につけて自分たちのこれからのインターネットを利用した学び方や働き方を考えること、そしてもう一つ選挙に行って若い世代の意見を届けることです。
 テレワークの仕事と対面の仕事の線引きをしてテレワークを促進させることにより朝の電車の混雑率が減少するとともに働き方の選択をより多く自由にして都市・地方の過密・過疎問題の解決につながっていくと思います。また多くの仕事で時間や場所にとらわれない働き方ができ、過密・過疎の差が小さい、交通機関が安定した、とても住みやすい社会になっていくと私は考えます。
 

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