『知ることから始める』
カンボジアと聞いたら何を思い浮かべるだろうか。東南アジアの国、アンコールワット、発展途上国、みんな貧しくボロボロの服を着て、お菓子などは食べることができないような暮らし、子どもは家族のために働かなくてはならず学校に通うことができない、学校も簡易的なテントで机や椅子はない。私はこのオンライン研修を受講するまでそんなイメージを抱いていた。しかし現地の様子を見たり現地の子どもたちと話したりして自分は現地のことを何も知らなかったことを思い知らされた。そしてそれと同時に「知ること」はすべての始まりであると学び、地球規模の問題の解決においては一番に重要であると考えた。
現地の子どもたちはきれいな服を着ているし、お菓子も食べる。椅子と机が置かれたしっかりとした校舎にも通い、勉強にも行事にも全力で取り組む。何よりいつも笑顔でエネルギッシュであった。私が見た現地の様子はほんの一部であり、すべての子どもたちがこのような生活を送っているわけではないし、まだ十分な設備が整っているわけでもない。この環境が出来るまでには多大な時間と苦労があったことも忘れてはならないが、少なくとも自分が想像していたのとはまるで違った。いかに自分が無知で、今までに自分とは違う世界を知ろうとしてこなかったのかということに気づいた。
現在、社会でよく耳にするSDGsや、地球規模の課題について考えるとき多くの人はどこか自分には関係のない話だと思ってしまうが、それはよく「知らない」ためである。教科書に書いてあるようなことニュースで聞くような表面的なことしか知らない。現状はよく知っていてもそれが起こった原因、歴史的背景、そこに暮らす人の想いを知らないのだ。SDGsにある「貧困をなくそう」「飢餓をなくそう」の貧困・飢餓に直面している人々は実際どんな暮らしをしているのか、「質の高い教育をみんなに」のみんなとはどういう人々なのか実感が湧かないために、他人事だと思う。実際私も研修を受けるまでは世界にこのような人々いるんだとしか考えておらず自分が出来ることなんて大してないのだろうと思っていたが、カンボジアの子どもたちのことを知れば知るほど、なんとかできないかという思いが強くなり、更に自分が出来ることは何があるのかと知りたくなった。そして調べていくと直接的にも間接的にも身近に出来ることが隠れていることが様々発見することができた。
私たちはSDGsに向けて、「知ること」から始めるべきである。知ることで、まず自分たちの問題への意識が高まり何をすべきかを考えるようになる。それが問題解決への行動のきっかけになる。地球環境のために節電をしようとかプラスチック製品をできるだけ使わないようにしようなど頭ではわかっていても、なぜそもそも地球環境を守るべきなのかを知らないと積極的な行動に繋がらないだろう。自分のちょっとした行動が同じ地球に住む誰かにどのように影響するのかを知ることで、SDGsの達成につながるのではないだろうか。
満足
将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい
いい経験になった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
推薦入試を考えていて、国際的な交流の経験を積みたかったから。
毎回の研修でSDGsについて学び、沢山の知識を得ることができた。ライブアクティビティに参加することで実際に自分が社会と関わっているんだという実感を得て、SDGsや社会課題を自分ごととして考えるきっかけになった。
ライブアクティビティで子供たちに自分が言っていることが伝わった時とても嬉しかった。
推薦入試に向けての実績として活用したい。
毎時間を大切に学習しよう
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
ライブアクティビティで子供たちと会話ができてとても楽しかったです。スムーズに進められるようサポートしてくださりありがとうございました。