[ぼらぷらグローバル小論文]

小論文

『問題を感じたSDGs』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 私はカンボジアでのボランティア研修を通してSDGs4「質の高い教育をみんなに」とSDGs6「安全な水とトイレを世界中に」この二つに問題を感じました。
なぜなら、今回カンボジアの小学校を訪れた際に日本との違いを強く思い知らされたからです。日本の違いとして、教員が不足していることにより授業の進みが遅いこと、学校に行きたくてもいけない生徒がいること、教材がないことで予習・復習ができないこと、文房具が足りていないこと、授業と休み時間が曖昧なことで生徒の集中力が低下してしまうことなどの様々な問題を感じました。またSDGs6の観点では、トイレは自動ではなく手動で流さなくてはいけないため不衛生なこと、水道水が飲めないこと、川の水を飲んでしまうと病気になってしまうことなどの問題があると感じました。
 これらの問題の解決策とし、まず教員を増やすことだと考えました。ですが、教員自体がしっかりと学力を持っていなければ生徒たちに正しい知識を教えることはできないため、日本語・英語ができるボランティアを集め最初にカンボジアの教員が勉強することが良いと思いました。学校に行きたくても来れない生徒たちには電子機器を渡してリモート参加や録画しておいた授業を見れるときに見るなどをすれば来れるときに来ても遅れずに授業に参加できると思い、教材や文房具などの不足についてはボランティアの人からの寄付やSNSなどで募集をすることで増えるのではないかと考えました。また、授業と休み時間の問題については日本と同じように50分授業10分休憩などをすれば集中力も低下せずに勉強できると思います。次にSDGs6の解決策としては、まずトイレではトイレを作っている外国の企業に現状を伝え支援してもらうことで清潔なトイレを維持できると考えました。水道水や川の水はそのまま飲めないことをまず大人が子供にしっかり教えてあげなければならないと考え水については、毎回ペットボトルを買うのは環境にもよくないため浄水ボトルを寄付することで水道水でも川の水でも飲めると思います。
 このように、考えれば考えるほどアイデアはたくさん出てきましたが一番大切なのは人との助け合いだと思いました。そして、私たちが当たり前だと思っていたことが当たり前ではなかったとわかりこれからは当たり前ではないと思って生活していこうと考えます。

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