[ぼらぷらSDGs小論文]

わたしのSDGsアクション

『カンボジアの教育環境について』

小論文

『カンボジアの教育環境について』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

私かカンボジア研修に行って、村の小学校の教育環境の格差について考えました。実際に村の小学校を訪れた際、子供たちはとても元気にすごしていましたが、教室自体は、半野外空間になっておりエアコンなどの空調が無かったり、机が汚かったり、電灯が無く教室の中が薄暗いなど、問題点がいろいろありました。
 この問題はカンボジアの村だけの問題であるのか、他の国々についても調べてみました。ミャンマーやラオス、バングラディシュなどでもカンボジアと同様のような教育環境であることがわかりました。主に東南アジアの地域は同じような問題を抱えていました。
 そもそもなぜカンボジアではこのような教育格差ができているかというと1990年代までは内戦が絶えない地域であったため、これらの内戦がカンボジアの今の教育に影響していると言われています。だからこそSDGsの16番目の目標でもある平和と公正をすべての人にという目標は世の中を平和にするだけでなく、教育格差の解消にもつながっていくことがわかります。
 では、自分が問題として掲げたカンボジアの教育環境を改善するためにはどのような取り組みが必要になってくるのでしょうか。私は日本の学校製品で余っているものを寄付するのが良いのではないかと思います。実際に自分の学校では椅子や机などが余って倉庫などに保管されているケースがあります。使い道のなくなったものをいずれ処分などに回すのであれば机などが汚く古くなってしまっているカンボジアの子供たちに送るのも一つの手段であると私は考えています。他にも学校内で使わなくなった物品や、事情などで日本では使えなくなったものを上手くカンボジアなど教育格差が生まれている地域で利用できないかなど考えるのが大切であると私は思いました。
 このようにカンボジアの教育環境は、さまざまな人たちが協力しあって解決して行かなければならない問題だと考えました。他の国だから関係ない、自分は何も貢献できないで片付けるのではなく1人1人が自分ごととして考えて行かなければならない問題であると私は思いました。

前へ  |  次へ

一覧に戻る