『安全な水を』
私たちの生活に欠かせない「水」と「トイレ」は、日本では当たり前のように存在している。しかし、世界に目を向けると、安全な水を利用できない人々はまだ多く、清潔なトイレを持たない人も数十億人に上る。SDGs(持続可能な開発目標)17の目標の一つである「安全な水とトイレを世界中に」は、人々の健康、尊厳、生活の質を守るために極めて重要な課題である。
国連によると、2020年時点で世界人口の約4分の1が安全な飲料水を得られておらず、適切な衛生環境が整っていない人は約35億人に達している。安全な水と衛生環境が不足すると、コレラや赤痢などの水系感染症が蔓延し、特に子どもたちの命を危険にさらす。また、トイレが不足している地域では、女性や少女たちが野外排泄を強いられ、プライバシーや安全が脅かされる深刻な人権問題にもつながっている。
この問題の解決には、インフラの整備だけでなく、人々の意識改革も必要だ。例えば、井戸を設置するだけではなく、その後の管理や水の衛生的な取り扱い方を地域住民に伝える取り組みが求められる。また、気候変動によって水資源が枯渇するリスクも高まっているため、持続可能な水の利用を考えることも重要である。
日本でも、水の豊かさに甘えることなく、節水意識を高めたり、浄水技術を活かした国際支援を積極的に行ったりするべきだ。さらに、途上国への技術提供や資金援助を通じて、現地の人々が自立して安全な水とトイレを確保できる仕組みづくりに貢献することが期待される。
「水とトイレ」は命の基本であり、尊厳を守る鍵でもある。すべての人が安全な水と衛生環境を享受できる世界を目指して、国際社会が協力し、一人ひとりができる行動を積み重ねていく必要がある。それは単なる援助ではなく、誰も取り残さない未来を築くための大切な一歩なのだ。
大変満足
留学に行くはずだったのにいけなくなった
一生モノの学びになった!
人生経験の一部にしたいから。
ほんとに楽しいだけではなくカンボジアの人たちの過酷さなど他の人たちが経験できないことをして目の当たりにし、価値観などが大きく変えられるものだと思います。
まずはsdgsだと思うのでそこに対して忘れることなくしっかりと実現に向けてやれることをしていきたいなとおもいました。
安心してください楽しいから
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
頑張ってなむさん