「未来」と一口に言っても秒刻みで変化するためなにも予測できるものではない。SGDsの達成やAiの発展、実用化を謳う国際社会は高度なものだが、あまり日常的に感じられるものではない。経済、科学、芸術など常に発展を怠らない現代に私達がアクションを起こす隙間はあるのだろうか。それでもなにかできる余地があるのならば、私は何においても「平等」よりも「公平」な世界であればいいと思う。
人々の生活水準の格差は世界的な問題の一つだ。地政学リスクの増大といったグローバルトレンドが注目される今、各国やその国内での所得格差や生活スタイルに大きな差が生まれていることは一目瞭然だ。また、戦争、気候難民など定住できない人もいる。一方で、人口や産業利益の増え続ける人や国もある。が、そこで生じる食糧難などの問題もある。まずはこの現状を各々理解する必要がある。自国への難民受け入れや迅速な経済回復は難しいかもしれないが、せめて「公平」といえる生活を全員ができるようにプラスの国からマイナスの国へ今よりも活発な食料支援や医療ボランティアなどを提供すべきである。
また、いわゆる発展途上国と言われる国々は自国の経済成長のため次々と産業を展開していくが、それが環境保全を妨げていることもある。例えば温室効果ガスの排出など削減すべきところ、工場を稼働させすぎると増大させてしまう事態が起こる。こういった兼ね合いも難しいが、私は技術の輸出入を更に活発化させ、できるだけ少ないコストと環境に配慮した形で世界的な目で見て公平に環境保全と経済成長のバランスを取るべきだと私は思う。
国内のことに関しては低迷しているだろう。日本人の性格なのか、自己肯定感は低く、世界的基準でみても自国の将来に希望をもつ人は少ないことが日本の弱みだ。加えて少子高齢化は進み、次世代への負担が大きくなっていく。時代の格差を埋めることはできないが、若年層の政治参画の促進や税負担をどのようにしたら減少させられるかを我々次世代が考えるべきである。できるだけ公平にしていくにはここ数年のDGP増加をものにすべきであって、例えば働き方改革でテレワークのさらなる活用や休暇制度の改革、設備投資の増加などができる。
私自身高校生の立場として日本国内での地域格差というのも大いに感じる。私の居住地は道東に位置し、人口など衰退の一途をたどる側面も少なくない。教育に関しての格差は顕著に感じている。十分な学習のフィールドとなるには都市の発展は欠かせないが、商業施設や地域産業の要であった水産業も地球温暖化の関係で衰退しつつある。実際私も、他校の学生との交流の機会は少なく、近年推奨されている探究活動についても、専門家がいなかったり設備が乏しかったりと満足の行くものになりにくいのが現実である。閉店した商業施設の再利用や地域産業にテクノロジーを取り入れるなど学習フィールドが充実すれば、その地域で学習するメリットになるし、学生が地域にやってくる要因になる。このように少しづつ地域格差を埋めていけたら良い。
最後に、私は流動する世界の中で”AI”や”SDGs”といった変化について行くには、やはり第一に格差の解消が必要で、作るべきは「平等さ」ではなく「公平さ」であると考える。足りないところを欲しがるがために独立的な行動や争いが起こるのだと思う。教育や性格環境、衣食住に至るまで、世界規模でいったらすぐに解決できるものではないが互いに互いの現状を把握して凸凹を照らし合わせるように技術や物資のみならず助け合いの貿易ができたらある意味奪いに行くもののない「平らな世界」が出来上がると思う。
満足
進学/就職に活かしたい、グローバルトレンドについて学びたい
視野が広がった!
学校のポスターで見てグローバルなことにもともと関心があったし、進学先のことも考えて自分のステータスになったらいいなと思って参加した。
いっぺんに終わらせられたわけではないけど、学習テキストや動画だけではなく、実際に自分で考えるワークがあって思考の練習にもなったし、身につけた知識を確かめる場にもなった。
進学、就職はもちろん様々な分野でグローバルな視点を持って問題提起をしたり議論に参加したい。留学の願望もあるからそこにも活かせたらいい。
なんとなくだった知識が、クリアに自分のものになるのでぜひチャレンジしてください。