『見過ごせない、私たちが変える児童労働』
現在、児童労働に従事する子どもの数は約1億3800万人である。近年その数は減少傾向が続いてきたものの、SDGsの「2025年までに全ての形態の児童労働を撤廃する」という目標は達成できていない。世界では子どもが生きていくためにきつい労働を強いられている。子どもは守られるべき存在なのに、守られるばかりか危険にさらされているという現状を私たちは変えなければならない。
児童労働とは、義務教育を妨げる労働や法律で禁止されている18歳未満の危険で有害な労働のことである。具体的な例に、劣悪な環境での長時間労働、人身売買による性産業、戦争にかりだされる子ども兵士などがある。
劣悪な労働環境での児童労働が子どもたちに与える影響は深刻である。感染症や農薬による健康被害、HIV/エイズ感染や望まない妊娠、暴力や虐待など、さまざまな苦しみに耐えなければならない。また、子ども達は働く必要があるので学校へ通えず、教育機会が欠如してしまう。教育を受けないまま大人になることで、正規の仕事に就けないため不安定な仕事をせざるを得ず、その結果犯罪に走りやすいなど様々な問題にもつながる。教育を受けなかった子どもたちが親となると、親が教育の重要性を理解していないため、子どもも同じ道を辿り、問題は悪循環していく。
日本に住んでいると、児童労働は身近な問題ではないと考えがちである。しかし、実は私たちの日常と深く繋がっている。例えば、チョコレートや洋服などの原料は、児童労働が起きているカカオ農園やコットン畑から得られたものである。私たちは知らないうちに児童労働で作られたものを使っている。私たちの生活と児童労働は無縁ではないのである。
では、私たちは児童労働をなくすために何ができるのか。解決策を3つ提案する。
1つ目は、フェアトレード商品の購入である。フェアトレードは世界中でNGOが主体となって進めている「公平な貿易」形態であり、生産地の環境にふさわしい生産活動と、労働に見合った賃金を前提とした価格で取引を行う。フェアトレードの商品を積極的に購入することが、児童労働から子どもを守る力になる。スイスの食品大手企業ネスレも、2009年に「ネスレカカオプラン」を立ち上げ、ガーナやインドネシアなどで生産者や地域の支援を行っている。その商品の一部はフェアトレード認証を受けており、購入することで企業の取り組みを支援しつつ、児童労働の削減や教育環境の改善にもつながる。
2つ目は、子どもだけでなく親にも教育支援をすることである。親が教育の重要性を理解し、子どもを働かせずに学校に通わせる意識を持つことで、児童労働の悪循環を防ぐことが期待できる。
3つ目は、児童労働について知る、伝えることである。児童労働に関するテレビを見る、本を読むなどして、児童労働についての理解を深め、現実を知ることが重要である。また、それらの情報をSNSや学校の授業を通して周囲の人々に伝えていくことも、社会全体で児童労働に対する関心を高めるために必要不可欠である。
児童労働問題の悪循環を断ち切るには多くの時間と努力が必要であり、次世代を担う若者が児童労働問題について考える機会を持つことが重要である。子どもの頃から意識を高めれば、多様な視点で物事を捉えることができるようになり、将来より良い社会を築ける。意識を世代ごとに高め続け、歴史を後世に伝えることで、問題解決へ少しずつ近づけるだろう。
満足
SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある
視野が広がった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
ぼらぷらのカンボジア研修に参加していた先輩の話を聞き、私も参加してみたいと思ったが、海外渡航型ボランティアだと価格が高くなってしまい親に承諾を得ることが出来ず、オンライでもボランティアに参加出来るオンライ研修に申し込んだ。
ぼらぷらのオンライン研修に参加したことでSDGsを自分の身近な問題として捉える事ができるようになった。世界で起きていることの現状などを知ることで、今までよりも多くのことに目を向けるようになった。また、自分の考え方が広がったと感じた。ZOOMを通してカンボジアの子どもたちと実際に交流するという体験ができたのがよかった。カンボジアの子どもたちと交流するまではカンボジアは遠いとこにある国だし、カンボジアで起きている問題は私には関係ないことだと思っていた。しかし、実際にカンボジアの子どもたちと触れ合ったあと、カンボジアで起きている問題は身近な問題であり、無関係ではないのだという意識が芽生えた。ぼらぷらオンライン研修を通して貴重な体験ができたのでよかった。
オンライン研修を通してSDGsについて詳しく学ぶことができた。また、カンボジアの子ども達と交流したことで、多くの子どもたちに教育の機会を持って欲しいと思うようになった。今後はぼらぷらの経験を通して学んだことを、様々な原因があって学校に通えない子ども達を救えるような活動ができるように活かしたい。
参加しようか迷っている人が居たら、是非参加してみてください!