海外ボランティア募集！大学生・高校生・社会人にオススメ。春休み夏休みも通年開催。

僕は今回初めてボランティアというものに参加させてもらった。このボランティアに参加することにしたきっかけは、以前から良く様々な場所で発展途上国に関する学習支援を呼びかけるポスターや募金箱等を街中で見かけることがあり、興味が沸いた為インターネットで調べて見たところから始まった。そして実際に参加してみることで多くの事を学ぶことが出来た。
まずコミュニケーション研修では、相手と話す時しっかり聴くこと、そしていかに相手に伝わるようにするにはどのようにすれば良いかという事を考える必要があるということを学んだ。普段何気なくコミュニケーションを取っているが、自分の考え等を共有する際自分の考えをただ押し付けるのでなく、相手にしっかりと理解してもらうにはどのように伝えれば良いかを考える必要があるということを学んだ。例えばボディーランゲージを使ったり、表情に豊かさを持たせたりするなど意識するだけで様々な工夫がある。これらを使うことでしっかりと相手に伝えられるということをボランティアを通しても学ぶことが出来た。
2つめは実際にLIVE授業を実際に行ってみた感じたことだ。今まで海外の発展途上国の子供たちと実際に話した事がなく、どのような生活か、どのような学習をしているかなど想像もつかなかった。しかしこのボランティアでは学校の様子や子供達との会話を通して現地に行かずともカンボジアでどのような生活が送られているかなどを少しは理解することが出来た。そして授業の中で子供達と意思疎通が上手く取れず、少し困惑してしまう場面もあったが回を重ねる事にそのような事態の時どのようにすれば良いか当いことも段々と分かってきて、徐々にそのような事態も減って行った。もし、相手と上手く意思疎通が取れなくても諦めるのではなくどのようにすれば相手に伝わりやすいか等を考えることの重要性を理解することが出来た。
このボランティアではカンボジアの先生に質問や学校案内をしてもらう際、学校の様子や子供達についてなどを少し見させていただく場面があった。そこで僕が感じたのは学校という施設の不十分さだ。日本では学校が完備され、天候などに左右されずに授業を行えるが、カンボジアの学校は教室に窓や屋根がない学年があり、そのような子供達は雨などが降れば授業が行えないということが分かった。ここで日本とカンボジアのSDGSや発展具合の違いを感じ、いち早く完備させる必要があると感じた。
これから自分に出来るアクションとしては、まず募金などがあると思う。あんまり変わりのないことだと思うが身近にあり、誰でも出来る。それでいてそのお金で学校の設備や子供達に食料などが届く。そのような事が必要だと感じた僕にとっては募金はまずすぐに始められることだと思う。他にはこのようなボランティアに参加し続けるということだ。ただ短期的に見るのではなく、学習というものは長期的に効果があるものであり、とても重要なことに感じる。僕が教えられることはそこまで多くはないが、それでも教えられることは教えていきたいと思う。
最後になるがこのボランティアでは本当に様々なことを学ぶことが出来た。最初は誰しもこのような行動を起こすとこは怖いと思うがまずは始めてみることが重要だと思う。グローバル化やSDGSの重要性が謳われるこの社会でまず自分に出来るものを探し、行動してみる事がとても大切だ。