私はもともと、国境を越えて、たくさんの人々と関わりたい、またできることなら、誰かの役に立ちたいと強く思っていました。コロナ禍でインターネットが急速に普及する中でわたしも何かしたいと日々感じるようになりました。私もオンライン授業を受けていましたが、途上国における教育格差は、インフラの問題や生活環境の厳しさが背景にあるため、私達がただ授業を受けられるということ自体が、すでに一つの贅沢であることを実感しました。この現実に向き合い、少しでも自分の持っているスキルを活かして貢献したいという思いが高まり、ボランティアに参加する決意をしました。
コミュニケーション研修を通じて、言葉の壁や文化的な違いを超えて効果的に意思疎通をするための方法を学びました。特に、相手の背景や立場を理解し、共感を持ちながら話すことの大切さに気づかされました。また、非言語的なコミュニケーション、例えばジェスチャーや表情などをうまく活用することで、言葉が通じない場合でも意思疎通をスムーズに行う方法も学ぶことができました。こうしたスキルは、オンライン授業ボランティアを行う中で大いに役立てることができたと感じています。
LIVE授業ボランティアを通じて、オンライン教育が持つ可能性と限界を実感しました。通信トラブルにより、授業の進行の妨げになってしまっていた場面も正直少なくありませんでした。それでも子ども達の学びに対する熱意や意欲が高かったので、お互い集中力を途切れさせることなく、授業を行うことができたと感じています。また、オンラインという形でも、熱意とコミュニケーションをしっかりと伝えることができれば、距離を超えでも楽しく授業が行えることも実感しました。
日本とカンボジアのSDGsの違いを考えたとき、最も強く感じたのは「教育のアクセスの公平性」です。日本では、学校に通うことが当たり前であり、インターネットも十分に整備されていて、今では一人一台電子機器が普及されている学校がほとんどです。一方カンボジアでは、インフラが整っていないため、教育そのものがアクセスしづらい状況が多いことや、学校のインフラの違いが教育の質に直結しているとを感じました。しかしカンボジアの生徒さん達は教材やインターネット環境が限られている中でも、一生懸命に取り組んでいる姿に感銘を受けまた。SDGsを進める上で、物質的な資源が足りない部分をどう補い、サポートをするかが今後の課題だと感じました。
これから自分にできるアクションとして、まず教育の力を最大限に活用することを意識し、単に知識を伝えることが教育の目的ではなく、私がたくさんの人達から与えてもらったように、学びを通して子供たちに自信や希望を与える存在になれたら良いなと感じました。自分がボランティア活動をしている中で気づいたのは、特に貧困層や教育機会が限られている子ども達にとって、学ぶことが「未来への道」でもあるということです。しかし、教育を受ける機会が不足していると、子どもたちは自分の可能性を信じることが難しくなり、夢を持つことすらできなくなります。そこで、教育をただ「学問」を教える場として捉えるのではなく、社会全体が共に成長するための「資源」として捉えるべきだと感じました。
最後に、日本国内でのSDGsに対する意識を高めるために、もっと積極的に情報発信していくべきだと感じました。SDGsは途上国だけの問題ではなく、全世界が関わるべきテーマであり、日本でもその意識を高め、社会全体で持続可能な未来に向けて行動できるようにすることが今の自分にできる最大限のアクションであり、私の目標です。
満足
人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
人生が変わった!
絶対やるべき!
もう一度やりたい!
英語を使ってボランティアをしてみたかったから。
自分のスキルを活かして、ボランティア活動することができてすごく良かったです。
もっとたくさんの人にSDGsについて詳しく知ってもらい、みんなでアイディアを出し合い、それぞれの問題に向き合っていきたいと考えています。
とっても素敵なボランティア活動です。あなたのスキルを最大限に活かして頑張ってください!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
素敵な時間をありがとうございました!
また機会があれば参加させていただきたいです。