私は、ゴールデンウィーク中に参加したカンボジアへのボランティアで、初めて日本以外の教育現場を見ました。そこでは教科書が2つしか用意されておらず周りの人たちと一緒に見ながら授業を受けるという、日本の学校のことしか知らない私にとってはとても衝撃的な光景でした。気になって調べたところ、世界には貧困や戦争、ジェンダー問題などで小学校や中学校に行けない子供が約2億5000万人以上存在するそうです。そして、それを解決するためにSDGsの17の目標の4番目に、「質の高い教育をみんなに」というものがあります。私は、今回それに注目しながらどうすれば世界中で質の高い教育を受けることができるのかについて考えました。
SDGsの教育についての正確な目標は、「2030年までに男の子も女の子も、すべての子が、しっかり学ぶことのできる、公平で質の高い教育を無料で受け、小学校と中学校を卒業できるようにする」「2030年までに、すべての子どもが、幼稚園や保育園にかよったりして、小学校にあがるための準備ができるようにする」「2030年までに、すべての人が、男女の区別なく、無理なく払える費用で、技術や職業に関する教育や、大学をふくめた高等教育を受けられるようにする」「2030年までに、はたらきがいのある人間らしい仕事についたり、新しく会社をおこしたりできるように、仕事に関係する技術や能力をそなえた若者やおとなをたくさん増やす」「2030年までに、教育のなかでの男女の差別をなくす。障がいがあったり、先住民族だったり、特にきびしいくらしを強いられている子どもでも、あらゆる段階の教育や、職業訓練を受けることができるようにする」「2030年までに、すべての若者や大半のおとなが、男女ともに、読み書きや計算ができるようにする」「2030年までに、教育を受けるすべての人が、持続可能な社会をつくっていくために必要な知識や技術を身につけられるようにする。そのために、たとえば、持続可能な社会をつくるための教育や、持続可能な生活のしかた、人権や男女の平等、平和や暴力を使わないこと、世界市民としての意識、さまざまな文化があることなどを理解できる教育をすすめる」
の7つがあります。そして、それらの実現のための方法として「子どものこと、障がいや男女の差などをよく考えて、学校の施設を作ったり、なおしたりし、すべての人に、安全で、暴力のない、だれも取り残されないような学習のための環境をとどける」「2020年までに、開発途上国、特に最も開発が遅れている国、島国やアフリカの国などの人が、先進国や他の国で、職業訓練、情報通信技術、科学技術のプログラムなどの高等教育を受けるための奨学金の数を世界的にたくさん増やす」「2030年までに、開発途上国、特に開発が遅れている国や島国で、学校の先生の研修のための国際協力などを通じて、知識や経験のある先生の数をたくさん増やす」の3つが挙げられていました。
日本は就学率や識字率が非常に高く、これらは達成していると言って良い状況となっています。ですが世界をみると、発展途上国を中心に環境整備が続いていますが、近年はコロナウイルスの蔓延や戦争、紛争などでうまくいっていないのが現状だそうです。これを解決するためには、国単位で協力する必要があります。実際にUNESCOやユニセフなどの国際的プロジェクトがあり、世界中の人々が平等な教育を受けられるように日々支援活動を行っています。この2つは募金やボランティアも募集しているので、私たちでも比較的簡単に貢献することができます。また、教育を受ける環境を整えることも重要です。例えば水道や給水所を整えることで衛生面を整え安心して教育を受けられるようにしたり、労働のせいで勉強する時間がない子供達をボランティアとして手伝うなど、個人でもできることはたくさんあります。そして、一番大切なのはこのような世界の現状を多くの人に知ってもらいどうにかしようという意識を持ってもらうことだと思います。