フィリピン 貧民区キッズサポートへの海外ボランティア

たくさんのことを得た

  • 評価5つ星評価 ニコニコマーク勉強になった
  • 2012年9月参加
紹介割コードin028349752

産んで育ててくれた父と母に感謝したことはあるかという問いは、言葉では言い表せないほどの自分への問いでいっぱいでした。大学にまで行かせてもらってのボランティア。そのことを思うと涙が止まりません。

参加後の気持ち

勉強になった

プログラムに参加した理由を教えてください

元々そういったボランティアをしてみたいと中学生の時から考えていました。しかし、なかなかタイミングが合わず、大学三年生になってしまいました。来年は就活などで今しかないと思い、応募しました。その国の人々にとって自分はどう行動し、手助けが出来るのか。人の役に立つことは相手にとって自分にとって何を気づかせてくれるのか確かめてみたいと思いました。また、なにか伝えたり、伝えられたり、言葉の壁を超えられるようなことをしてみたいと思いました。

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    ありがとう

プログラムに参加した感想は?

日本に帰ってきて一週間が経ちました。一週間前の帰りの飛行機の中でフィリピンでのことを思い返して泣いたのを覚えています。
初めてのボランティア、不安でいっぱいでした。しかし、今思うとボランティアをなめていたかもしれません。ボランティアに興味があり、自分に何ができるのか、人の役に立つことはできるのか。何もできませんでした。マスターに言われて改めて私は何をしにきたのだろうと気づかされました。マスターの言葉で、産んで育ててくれた父と母に感謝したことはあるかという問いは、言葉では言い表せないほどの自分への問いでいっぱいでした。大学にまで行かせてもらってのボランティア。両親に心の底から感謝の気持ちを現したことはありませんでした。そのことを思うと涙が止まりません。今まで育ててもらった分、それ以上の親孝行をしてからやりたいことをやる。両親がいなくなってからでは、遅いです。
そしてフィリピンは、生きるために家族のためにお金になるゴミを拾って生きている。色々な環境の現状を受け止めて生きている人々。私は自分が図々しく思えて仕方がありませんでした。貧しくても陽気に笑っている子供たち。もし自分がこの環境にいたのなら、笑っていないと考えられるのは、私が日本人として生きているから。何も分かっていない自分に腹が立ちました。襲われないように守ってくれた子供たち、一緒にゴミ拾いをしてくれた子供たち、笑顔で話しかけてくれた子供たち、とても心が温かい子供たちであふれていました。私はフィリピンの子供たちにボランティアされている気持ちになって仕方がありませんでした。私は無力すぎて、ボランティアのボの字も出てきてはいけないような気がして悲しかったです。しかし、この経験は私の人生の中で大きなものになりました。この経験をどう自分が満足するような結果に結びつけることが出来るか分かりませんが、無駄にしないように日々、人のためという気持ちを常に持って生きていきたいです。ありがとうございました。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

自他共栄、いかに自分に相応しい言葉になるか分かりません。しかし、この経験を生かして人のためになることをしてあげるために、自分がなりたいことに向かって必死、がむしゃらに頑張りたい。それが、親孝行にもつながればいいなと思います。しかし、日々両親に対する感謝の気持ちは忘れずに生きていきたいです。

ぼらぷらのプログラムでもう一度参加したいですか?

はい

理由

この経験を日本でいかせた後に。

これから参加される方へアドバイスお願いします!

きっと、誰かが頑張っている姿を見てくれています。何事にもめげずに、やると決めたら最後までやり通して頑張ってください!