フィリピン 貧民区キッズサポートへの海外ボランティア

忘れられない時間

  • 評価4つ星評価 ニコニコマーク優しさに触れた
  • 2013年8月参加
紹介割コードin04988fc14

現地で自分が失敗した時子ども達が全力で嫌な顔せずサポートしてくれました。そんな子ども達の温かさに涙を流す日々でした。

参加後の気持ち

優しさに触れた

プログラムに参加した理由を教えてください

現在私はバングラデシュに日本の使い捨ての靴箱を子どもたちが喜んでくれるような箱に装飾し、その中に鉛筆などを入れて現地の子どもたちに届ける活動に参加しています。
靴箱は先輩と以前大学で講義をしていた教授が直接届けてくれました。
初めは靴箱を子どもたちが喜んでくれるように自分で装飾しただけで満足していましたが、直接届けてくれた先輩が撮ってきてくれた沢山のバングラデシュの現状の写真を見て自分も現地に行って発展途上国の現実を自分の目で確かめなければいけない、また直接現地の子どもに自分が装飾した靴箱を届けたいという気持ちが強まりました。
しかし、発展途上国を全く知らない私がいきなりバングラデシュに行くのは難しいと周りから言われました。
そこで、発展途上国を知るために実践的に活動できることはないかと調べたところNGOボランティア活動を知りぜひ参加したいと思いました。

画像をクリックすると拡大します。

プログラムに参加した感想は?

 フィリピンのスラム街についてはじめに驚いたのは子ども達の笑顔。人間ってこんなに明るいんだっと思ってしまうぐらい、日本では見ることのできないぐらい眩しい笑顔にとても驚きました。きっとスラム街に住んでいる子どもたちはとても苦労していて笑うことを忘れてしまっているのではないかと思い少しでも子ども達を笑顔にしようと思い日本を出発したはずが逆に子どもたちの笑顔にたくさん救われてしまいました。それどころかスラム街を歩くのも日本人だけでは歩けず現地NGO団体を含め現地の方々に大変お世話になってしまいました。私はマスターのおっしゃっていたボランティアおたくどころか逆に現地の方々にボランティアしてもらってました。本当にボランティアをしにいったのではなく現地のみなさんに迷惑をかけながら観光してしまいました。本当に情けない一週間だったと思います。しかし、情けない自分にも気づけた貴重な一週間でした。まず親孝行もしていないのにボランティアに行ってしまったこと。一番お世話になっている両親になにも親孝行もしていないのに他人を助けるなど大きな口を叩いてました。マスターから親孝行してる方の話を伺って自分がどんだけ親孝行をしていないことに気づかされました。そして自分が幸せな人間だと思っていなかったこと。まず日本に生まれてきただけでわたしは幸運です。それどころか両親もいて私学の大学まで行かせてもらっている。それにも関わらず自分の嫌なところや周りの子は特技があって羨ましくなり自分は運が悪い、不幸せな子だと思い込んでいました。そしてもっと幸せになりたい!幸せが欲しい!と強く願っていました。本当に情けないです。こんな幸せな国に生まれて自分の進みたい道にいくために大学まで行かせてもらってこれほどの幸せが自分にあるのにこれ以上幸せになりたいなど今はスラム街を見た私は言えたもんじゃありません。これらを全て一からマスターに教えて頂きました。マスターの言葉がなければこの先一生情けない人間で終わってしまうところでした。情けない人間であったことに気づけたことで今わたしは変われる努力をすることができます。本当にマスターをはじめ現地NGO団体やジェイニーさんたちに変われるチャンスを頂きました。このチャンスを無駄にせず日本で日々努力していきたいです。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

今回はボランティアではなくスラム街を観光してスラム街がどのような状況なのかを知るだけの活動になってしまいました。しかし、たくさんの現実を見た中、今現地に必要なものも見えてきました。今わたしが活動しているプロジェクトを含め気持ちだけで終わらないよう今後も発展途上国に支援していけるプロジェクトを考えていきたいです。

ぼらぷらのプログラムでもう一度参加したいですか?

いいえ

理由

今の私ではまた現地にいって迷惑をかけてしまうから。

これから参加される方へアドバイスお願いします!

現地で子ども達に何ができるかしっかり考えたうえで参加してください。