ベトナム スタディツアーへの海外ボランティア

「いい思い出」に終わらせたくない

  • 評価4つ星評価 ニコニコマークもう一度行きたい
  • 2013年3月参加
紹介割コードin047716a57

言葉は通じなくても、顔で話せたのが嬉しかった。考えるための素材をたくさん得たので、新たにやりたいことが増えたし、いろいろなことに触れる中でやりたいことの優先順位も見えてきた。

参加後の気持ち

もう一度行きたい

プログラムに参加した理由を教えてください

祖母の実家が広島で原爆資料館に行く機会があったこともあり、「戦争はなぜ起こるのか」という疑問を持っていた。調べたり、自分なりに考えた結果、どうしても埋められない格差や違う意見を持った人と話し合うすべがわからないから争いが大きくなり、戦争が起こるのではないかと考えた。大学生になり、食の不均衡の問題に取り組むNPO団体のメンバーとして活動を始めたが、実際に自分が本当に役に立っているかどうか分からない。そこで、一週間という短い時間で現地の人々の気持ちがわかるものではないと思いますが、それでも一度現場を見て、少しでも知りたいと思ったから。特に今回の企画でベトナムの戦争の歴史を学べ、実際に子どもたちと触れ合う中で、支援の在り方や、今現場に足りないこと、足りていることなどを知ることができると思い申し込んだ。

プログラムに参加した感想は?

 クチトンネルおよび戦跡博物館では、戦争のむごさを再認識した。「戦争中は、敵を倒せば倒すほど称号を与えられた。」この言葉にぞっとした。戦争が終わって長い時間がたち、まさか自分の生きている間に戦争など怒らないだろうと思っていたが、戦争を起こさないように、つまり小さな争いを小さいままで解決できるように働きかけなければならないと思った。放っておいて平和が保たれるわけではない。自分が将来やりたいことがなんとなく見えた。
 また、孤児院や病院の見学・お手伝いでは、専門知識がなくても手伝えることはあるが、きちんとケアするためには学んだほうがよいと思った。もちろん、ただ一緒にいることも小さな支援になるかもしれない。実際、寝たきりの子と接して、初めはこちらの動きに無反応だったが、歌ったり話しかけていく中で、徐々に興味を示してくれるようになり嬉しかった。しかし、快適な体位、子どもが喜ぶ歌、食事の手伝いなどを学んでおけば、もっと役にたてたのではないかと思う。そして、今後の子どもたちのことが気になった。障害のある子供は、大人になってどのように生きていくのか。同世代に生きる仲間として、今後も見つめていきたい。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

 まず自分のフィードバックとして、ベトナムで見つけた課題について、どのように解決するかを考えたい。そのために、今までは当たり前だと思っていたが、インフラが整備されているのが実はすごいことだと分かったので、日本ではどのようにインフラが整備されているのかを見てみたい。
 また、今回得たものを他の人に発信していきたい。知らない土地へ行く楽しみ、不便さの中にみつける感動や、一緒に考えてほしいことなどを伝えたい。

ぼらぷらのプログラムでもう一度参加したいですか?

はい

理由

安全性が高い。ガイドさんの質が高い。

これから参加される方へアドバイスお願いします!

何かプログラムに関する本を読んでくるといいと思います。