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中央大学杉並高等学校SDGs INTERVIEW

中央大学杉並高等学校 SDGsインタビュー

高校で特に力をいれているSDGs
4.7

INTERVIEW MOVIE

中杉のSDGsに関する取り組み

御校のビジョンや方針と
SDGsの関連性を
教えてください

「共育と共創」を教育の特徴に掲げた本校では、SDGs のグローバル指標のうち、SDG17「パートナーシップで目標を達成しよう」の精神により、 SDGsの17の目標達成を目指した教育活動を行ってきました。それは、家庭、卒業生、地域社会、企業、政府機関、国際社会等との多層的連携による様々な機関との協働でもあります。 SDGsへの取り組みという社会的責任を果たすため、これまでの教育活動を今後もさらに継続していきます。 そして、これからはさらに、SDGsの17の目標のうち、本校は後期中等教育機関として、SDG4.7を教育目的の中心に位置付けます。 「全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できる」ように、中杉の想いである共に育ち、共に創る学びの場を提供していきます。

C.S.Journey
×SDGs

C.S. Journeyは、2022年度から実施される「総合的な探究の時間」の名称です。 C.S.は本校の愛称である中杉を表すだけでなく、創造力のある(Creative)、自発的な(Self-motivated)生徒を育成したいという願いが込められています。 Journeyは、探究活動における3つのプロセスであるPreparation(準備)・Participation(参画)・Independence(自立)を意味しています。

◯1年次(準備)
中杉のオリジナル教材を使用してSDGsや探究のプロセスを学び、フィールドワークを計画・実施します。

◯2年次(参画)
研修旅行(沖縄・奄美大島・東北・マレーシア・中国)をテーマにしたリーダープロジェクトと中央大学と連携したアカデミックプロジェクトに分かれます。 研修リーダープロジェクトでは、研修内容や事前学習を検討するだけでなく、学習テーマについて問いを立て、現地での調査を実施し、その内容をまとめ、発表します。 アカデミックプロジェクトでは、中央大学の学部に関連する学問分野について学び、プロジェクトを立案・実施したり、外部機関が主催する各種プログラム・コンテストに参加したりします。

◯3年次(自立)
文コースでは、1・2年の「総合的な探究の時間」の集大成として、自身で設定した探究課題の解決に資する論文を執筆します。 理コースでは、理数探究において自身で設定した探究課題を観察、実験、調査などの分析を通して解決できるようにします。 その他、専門的な探究の見方・考え方を働かせて、課題を深く掘り下げる各教科の選択科目が設定されています。

C.S. Journeyは、このような3つのプロセスを経て「持続可能な社会の創り手」を育成する旅の物語を紡ぐ探究プログラムです。

グローバルスタディーズ
×SDGs

グローバルな社会課題に目を向け、課題解決に自ら関わっていこうとする姿勢や資質を身につけることを目的としています。 生徒たちが自ら設定したテーマについてプロジェクトワークを実践していき、夏休み期間を使ってアジア諸国を訪問します。 現在までにタイ・ブータン・カンボジアでフィールドワークを実施してきました。2022年度は、多文化共生社会をテーマにマレーシアで研修を行う予定です。

国内研修×SDGs

「日本」を知ることで、世界での「日本」の立場、役割の理解にもつながります。

◯礼文島研修
エーデルワイスやレブンアツモリソウなどの高山植物、岩石といった、あるがままの自然を観察。日本の美しさを再認識します。

◯屋久島研修
縄文杉や弥生杉を含め多様な植生の中を歩いたり、アカウミガメの上陸を観察しながら環境問題について考えたりと、いろいろな自然学習を行います。

防災の取り組み×SDGs

本校は、大規模災害発生時に生徒の生命を守るための努力を惜しみません。 各教室に備えているタタメットと災害救急用品袋、洋式トイレの全個室(校内69ヵ所)に非常用トイレ備品袋、 全生徒分の3日分の非常食と飲用水、エアーマット、毛布、救急用保温断熱シートを備蓄している倉庫、 1年生全員が受講する普通救急救命講習、荻窪病院・阿佐ヶ谷の救急医療センター・東京消防庁の方々と連携した大規模な災害訓練。 また、本校は、杉並区・荻窪病院との三者協定を締結し、激甚災害の折には、校内の一部スペースが災害拠点病院としての荻窪病院に提供されることになっています。 防災士の資格を持つ専任教員3名を中心に「だれも失わない学校づくり」を柱に防災について日々取り組んでおります。

教育環境・設備×SDGs

◯ウォータースタンド
校舎内に「ウォータースタンド」を計7台設置しています。美味しいお水をエコで便利に使える「ウォータースタンド」をマイボトル用給水機として活用することで、ペットボトルの使用削減への取り組みを進めてまいります。

◯足踏み式消毒スタンド
物理部が作成しているアルコール消毒スタンドが校内随所に設置されています。また、このアルコールスタンドは、杉並区新型コロナワクチン接種実施会場(桃井原っぱ公園 仮設会場)や杉並区内5か所の施設に寄贈されました。

◯非常持出袋
すべての生徒が入学時に非常持出袋を購入します。生徒が教室に備えている非常持出袋にはカロリーメイト・ポリ手袋 ・長期保存用ウェットタオル・非常用トイレ・LED ヘッドライトなどが入っています。

◯制服
生徒総務会主導で女子の制服にスラックスが加わることになりました。女子生徒からは、「温かいので、防寒対策に最適」「自転車を漕ぐ際に便利です」等の声が寄せられています。

◯バリアフリートイレ
さまざまな立場の人が利用できるようにバリアフリートイレを新設しました。すべての生徒にとって安心・安全な多様性が尊重される学校づくりを目指します。

御校の魅力・特色を
教えてください!

高大一貫教育
附属高校のメリットの一つに「大学に関する情報量の豊富さ」があります。各種行事を通じて中央大学に親しむとともに、中央大学の先生方による特別授業を定期的に実施して「大学で何をすべきか」という心構えを形成します。

◯高大アクセスプログラム
3年の2月に、進学が決定した学部により行われる高大の接続学習(研究室体験・ゼミ体験・講演等)に参加します。

◯科目等履修制度
高大一貫教育のひとつとして、高校時に、中央大学の先生方による講義を受け、大学の単位を先行して取得することができます。

◯オックスフォード海外研修
明確な目的意識を持って大学生活をスタートさせるための3年生対象の特別研修です。英語で専門科目を学んだり、オックスフォード大学生と意見交換をしたりします。

どのような生徒を
育てていますか?

中央大学がユニバーシティメッセージとして掲げる「行動する知性。-Knowledge into Action」を体現する人物の育成を目指しています。 9割以上の生徒が中央大学に進学できる環境を生かし、中央大学との連携プログラムを始め、校内外のさまざまなプログラム・アクティビティにたくさんの生徒が自主的に参加しています。また、多くの科目・授業が、生徒のアウトプットの機会を設け、学問的な課題に対して主体的に向き合うような姿勢を重視しています。いずれの取り組みにおいても、社会が抱える答えのない課題に対して、果敢に立ち向かう態度を育成しています。

どのような入学生を
求めていますか?

本校では、一般公募推薦入試、帰国生入試、一般入試の3つの異なる入試を設けています。 一般公募推薦入試では、中学校において継続的に偏りなく学業に取り組んだ生徒を、帰国生入試では海外で触れた多様な価値観を教室に持ち込んでくれる生徒を、 一般入試では得意科目の実力を存分に発揮することのできる生徒を求めています。

入学希望者の皆さんに
メッセージをお願いします!

やりたいことが特に決まっていなくても、「新しい世界に飛び込んでみたい」「なにか新しい挑戦をしたい」という意欲をもっている人を歓迎します。 中央大学杉並高等学校はそのような高校生の皆さんの思いを形にするための多様な場を用意して、皆さんをお待ちしています。

入試情報

最新の入試情報 入試情報サイト

学校情報

学校名 中央大学杉並高等学校
学科/コース一覧 普通科
教育理念/建学の精神 ■建学の精神
建学の精神は、初代校長鈴木俊が唱えた「真善美」です。 これは、中央大学の学風である「質実剛健」と「家族的情味」を分かりやすくひも解いたものです。
「真」 真理を探究しようとする知性
「善」 より善きものを探求しようとする理性
「美」 美しさを探究しようとする感性

真の学力を養い、正義と社会性を育み、人間として豊かな生き方を求める願いが込められています。

■教育方針
中央大学との一貫教育を特色とする、充実した教育内容をもつ大学進学校です。大学での学習および研究の充実を視野に入れた基礎学力の養成と、 幅広い教養を身に付けるためのきめ細かい指導を心掛け、さらに多彩な学校行事やクラブ活動を通して、生徒各自の人間性・社会性の向上に力を注いでいます。 中央大学附属の高等学校としての特色を十分に活かし、清新でゆとりある教育を通して生徒各自が積極的な学習態度を身につけると共に、可能性に満ちた将来を想い描けるよう指導しています。
所在地 東京都杉並区今川2-7-1